チュートリアル徳井義実さんが申告漏れで活動自粛？チューリップなどの芸能人の個人事務所とは？

どもアフィマニです。
このページでは芸能人の個人事務所について解説をしていきます。
つい先日弊社でも税務調査があったので、より身近に感じてしまったのですが、今回チュートリアルの徳井さんが所得隠しということで問題になっちゃいましたね。

ざっと徳井さんの情報をまとめておきますと

・「チュートリアル」徳井義実さんの会社に所得隠し指摘
・所得隠しと申告漏れあわせて約1億2000万円（すでに納付済み）
・個人的な旅行や洋服代アクセサリー代などを会社の経費にしていた模様

元々はチュートリアルの徳井さんも吉本興業の１芸人さんではあったのですが、
チューリップという個人事務所である会社を設立しそこからお給料を取るような形にしていた、ということのようですね。
そこまでは当然よくある話なのですが、

・無申告が３年以上続いていた。
・重加算税がついている。

というのは結構衝撃な内容でした。
僕も法人化して９年ぐらい経っていますが、会社としては「決算」をしないということ自体がそもそもありえなく、税金を納めないなんていうこと自体「ルーズだった。」ということではすまされないと思うのですが、芸能人はイメージ商売ですから、それよりもこういうイメージがついてしまった今後が相当厳しくなってしまうのかな、という風に思っています。

芸能人の事務所でいうと

バーニングプロダクション
ジャニーズ事務所
吉本興業
ホリプロ
アミューズ
エイベックス
オスカープロモーション
研音
スターダストプロモーション
ワタナベエンターテインメント

などなど多くの大手事務所がありますが、ジャニーズ事務所は年商1000億とも言われるような世界。
グッズ収入やコンサート収入などなど多くの収入がありますよね。

芸能人の方も最初はどこかの事務所に所属し有名になり、ギャラの問題で事務所側と折り合いがつかなくなったりして独立される方が多いようですが個人の事務所というと

桂文枝さん（76）の「三友事務所」
オール巨人さん（67）の「コケコッコー」
明石家さんまさん（64）の「オフィス事務所」
極楽とんぼ加藤浩次さん（50）の「有限会社加藤タクシー」
ココリコ田中直樹さん（48）の「靴のタナカ」

などが有名なようです。
特に雨上がり決死隊の宮迫さんを受け入れるのではないか、と言われている明石家さんまさんの事務所は情報サイトで調べてみると

株式会社オフイス事務所
所在地：東京都港区南麻布
代表者 杉本　高文

ということでさんまさんの本名で掲載されていることを確認できます。
また今回の徳井さんの事務所は

株式会社チューリップ
所在地：東京都世田谷区太子堂
代表者 徳井　義実

ということで確認ができました。

こちらのニュースを読んでいると徳井さんはレギュラー番組が10本ほどあったという風に書いてあり（引用元：https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191025-00589669-shincho-ent）

１本のギャラがゴールデン1時間番組の場合

MCで120万円
パネラーで70万円

というのが相場のようです。

在京キー局で徳井さんがMCを務める番組は
『シブヤノオト』（NHK総合）
『衝撃のアノ人に会ってみた！』（日本テレビ）
『今夜くらべてみました』（日本テレビ）
『人生最高レストラン』（TBS）
『テラスハウスTOKYO　2019-2020』（フジ）

パネラーとしても
『しゃべくり007』（日テレ）
『人生が変わる1分間の深イイ話』（日本テレビ）
『DTテレビ』（AbemaTV）⇒テレビ朝日と同じぐらい良いギャラとのこと。

さらには今後大河『いだてん』、10月24日からは、ドキュメンタリードラマ『ダブルベッド』（TBS）に出演ということだったようです。

単純に上記の金額を計算してみると

MCで120万円×５番組＝600万円
パネラーで70万円×３番組＝210万円
合計：810万円

これが現時点での１週間ということになるので、１か月で2400万、１年で2.88億円ということになります。
ニュースを読んでいると吉本興業に半分手数料を取られたとしても推定1.5~2億円は年収があったのではないか、ということにもなるそうです。

徳井さんといえば2006年M-1グランプリ王者として、「ちりんちりん」の自転車のベルを盗まれた話のコントや「バーベキュー」のコントで僕も当時20歳ぐらいの時に思いっきり笑わせてもらったことを覚えています。

そこからイケメン枠でも面白い枠でもコンスタントにテレビで活躍されていましたよね。
ここ最近の安定した活躍ぶりからみても、あと5~10年は普通に一線で活躍されていたのではないかと思います。
そうすると、10億～20億は普通に稼いでいたでしょうし、今回の件でイメージが崩れてしまったのが１番痛いのかなと思います。
普通に納めるものは納めておくっていう普通のことをしていればよかったのに・・・という感じになってしまいますよね。

ちょうど僕も今年税務調査が入り、いろいろ勉強する機会があったので、チュートリアル徳井さんの件も踏まえて書いておきますと

通常の税務調査
・３年ごとぐらいに来る
・赤字経営ではこない
・税務調査入った時は２日ぐらい、３日の場合もある（３日入る場合はマークされているという噂も？）

で、今回の徳井さんの件はちょっと悪質と言われちゃっているのが

・法人にしたのが2009年ぐらい
・実は前にも指摘をされていたにも関わらず申告していなかった
・2016年から2018年までの3年間はそもそも収入を全く申告していない
・重加算税で3700万円ほど？

というとこらへんのようです。

重加算税が結構重たい

今回の徳井さんの件では重加算税がついていることがポイントになりそうです。

というのも実は重加算税は税金で一番重い罰金になるそうで、追徴税額の3～4割とのこと。
本来は悪質でなければ5～10％程度の過少申告加算税などになるところが重加算税を言われちゃっているようです。
つまり、「悪意があることが証明された時に適用される」という重加算税で、税務調査も通常なら３年分のところが、過去7年分をさかのぼって処理されていて、フルで課税されるということは相当というイメージのようです。

そもそも重加算税とは？

申告にかかわる税金はいろいろとありますが大きく分けてこの３つになります。

過少申告加算税

売上の計上漏れなどで、税金を少なく申告していた場合にかかるものの税金。税率は10%。

無申告加算税

申告の義務がありながら、決められた期日内に申告をしなかった場合にかかるもの。申告しなきゃいけないのになんだかんだズルズル遅れちゃうこともありますよね、そういう時にかかります。

不納付加算税

源泉徴収して納めるべき税金を期限までに納めなかった場合にかかる税金。調査が行われる前に納付した場合は5%、調査で指摘されてからの納付は10%の税率がかかるようです。

そして、重加算税

そして重加算税の場合は、税金を納める額を少なくするなどのために意図的に隠ぺいしたり、仮装したりした場合にかかる税金になるようで、「うっかりミス」ではなく「意図的に」という点がポイント。もっとも重いペナルティで、税率は35%～40%になっています。

今回はこの重加算税が、しかも７年分みられたということで、相当悪質ではないか？と言われてしまっているようです。重加算税はそれぞれ上の税金に付帯してかかってきます。

チュートリアル徳井義実さんは引退になるのか？

結局のところニーズがあればTVなどには出れると思うのですがイメージ商売ですからTVを見ている視聴者が、徳井さんを見たくないと思うの出ればテレビ側も使いづらい、ひいてはスポンサーが許さないということになってしまうのかもしれません。

それにしてもここ最近の芸の人のニュースは枚挙にいとまがありませんね。吉本興業の問題で田村亮さん・宮迫博之さんがピックアップされたと思ったら、青汁王子や、チュートリアル徳井さん、明日は我が身という思いで身を潔白に正しくやっていきたいと思います。

この一連の動きを受けてしばらくの間は活動自粛をするようになったらしいです。いろいろな番組への影響もあるので仕方がないのかもしれませんね。（10/26更新）

社会保険も未加入ということが発覚！

そのあと吉本興業からの発表があったのですが、実は設立当時から無申告を２回以上繰り返してしまっていたらしく、さらに国民健康保険からの切り替えの社会保険も加入していなかったようです。会見の方では７年前などは申告していたという風に言っていたにも関わらず次々と違う情報が出て来てしまって、結局いろいろな番組を降板になってしまうようです。少し風向きが変わってきてしまったようですね。。

ちょっと思いつくだけの芸能人の活動自粛などについて書いておきます

お金がらみ

板東英二さん
田村亮さん
宮迫博之さん
今回の徳井さん

不倫・恋愛など

ベッキーさん
川谷絵音さん

その他

木下優樹菜さん
ショーンKさん