未解決事件簿『室蘭女子高生失踪事件』

行方不明事件というのは時間が経つごとに風化していってしまうものですが、インターネット上では半永久的に情報が流れ続けますので、風化防止のためにも是非ご一読ください。

室蘭女子高生失踪事件（千田麻未さん失踪事件）

この事件は2001年に北海道室蘭市で発生した事件。
失踪からすでに十年以上が経過しましたが、未だ発見はおろか、有力な情報すら見つかっていません。

千田麻未さんの特徴（失踪時）

年齢：16歳。
身長：約153cm
体系：やややせ型、神は黒髪のストレートヘア
服装：ベージュ系のブレザーに濃いブルーのジーンズ、バーバリーのチェックのマフラー、緑色の黒の皮靴

失踪時の状況

3月6日、午後1時。
当時、室蘭栄高校の一年生であった千田麻未さんが、室蘭市内の繁華街で目撃されたのを最後に、その消息を絶ってしまいました。

麻未さんは明るい性格で、成績も優秀。人に良く好かれる性格であったともされ、高校内には彼女のファンクラブまである程であったとされます。

失踪日は、麻未さんの通う学校は休みだったため、彼女は近所のスーパーにあるパン屋でアルバイトに勤しんでいました。

しかし、失踪当日、彼女は自宅から遠いパン屋の本店に向かい、コーヒーの研修を受ける予定でいました。

その日の昼ごろ、麻未さんは一度アルバイト先の本店に連絡を入れたのち、『午後一時に向かう』と話していました。

その後、麻未さんは自宅にほど近いコンビニエンスストアに立ち寄り、12時25分発のバスに乗車。
そのままパン屋の本店がある東通の停留所に向かうかと思われたが、この停留所で麻未さんは下りていませんでした。

しかし13時頃、東通から三つめの底流所・東町2丁目で麻未さんが下りる所をクラスの同級生が目撃しています。
そしてその4分後、このバス停の付近にあるポスフールの化粧品売り場にて買い物をする麻未さんの姿を監視カメラが捉えています。

その後、13時42分になると、当時麻未さんの彼氏であった男性が彼女に電話をした所、今繁華街に居ることを告げたと言います。
また、この時、ＰＨＳの発信中継基地は、本来麻未さんが下りる予定だった『東通』付近でした。

それから5分後、また男性の方から麻未さんに連絡を入れると、電話に出た麻未さんは『今はなせない、また後でかける』といって、すぐに通話を切ったとされます。
この時も中継基地は東町でした。

しかしその後、麻未さんはとは連絡が取れなくなってしまい、結局その日の夕方にはＰＨＳの電源が切れてしまいました。

不可解すぎる足取り

携帯電話の通話記録や発信基地は正しいとしても、彼女の足取りはかなり不可解なものでした。

まず、パン屋の店員は一時に麻未さんが来ると聞いていましたが、麻未さんはなぜかパン屋には向かわず、ポスフールの化粧品店に向かっています。

その後、再び東通りまでやってきていますが、その時彼氏が二回目に携帯をかけている時には、携帯で話せない状況にありました。

いったい、何が彼女に起こったのでしょうか？

まとめ

日本には未だ数多くの行方不明事件が未解決のまま残されていますが、室蘭の行方不明事件は、明らかに事件性が高く、なんらかの事件に巻き込まれている可能性が濃厚だと思われます。

しかし、その家族は彼女に関する情報を未だ待ち望んでおり、それは彼女が発見されるまで、永遠と続く苦しみでもあるのです。

もしも彼女に関する情報があれば、是非とも下記警察署に連絡を入れてください。

【室蘭警察署　行方不明者に関する情報提供のお願い】
http://www.muroran-syo.police.pref.hokkaido.lg.jp/kakuka/keiji1/fumei/fumei.html