いじめ調査で取得する「いじめの証拠」とは - 2017.01.20(金)
年々深刻化しているのが、日本国内のいじめ問題です。
昭和の頃から今現在の学校制度は確立されていました。実はその頃から子供たちが弱い立場の同級生に暴言を吐いたり、暴行を加えるといった出来事は頻発していました。
実際の件数だけを見れば、意外にも過去の方が数は多いと見られています。
ただ、良し悪しは別として昔のいじめ問題の方が手口が陰湿ではありませんでした。
殴る蹴るの暴行はあったものの、いわゆる教師や親の目が届く範囲であり、どちらかと言うと悪意による行為ではなく、喧嘩の末に暴行につながってしまった等の不可抗力的な事案が多かったと言われています。
陰湿で悪質化が進んでしまった子供たちのいじめ
翻って平成の時代ですが、いじめのやり方は非常に陰湿化してきました。
親や教師の目の届かない場所で秘密裏に進められています。
それもかつてのように大柄なガキ大将的な子供が非力な子供をイジメるといった単純な図式ではなくなりました。
集団で無視をする、本人が居ないところで悪口を言ったり、持ち物を隠したり、事実ではない噂を学校中にばらまく、恥ずかしい写真や動画をスマートフォンで撮影して金銭を要求する等、おなじ子供たちの間で起きるトラブルも、完全に現代では喧嘩の延長線を超えて、限りなく密室で行われる陰湿な犯罪に近い行為となっています。
プロの手を借りなければ、証拠は確実に取得できない時代
保護者が学校側に調査を依頼しても、最近のサラリーマン化した教師は素直に受け入れない事があります。
自らの保身のため、校内で起きた悪質な行為を、校長や担任教師が自ら主体的に握りつぶす等の事案も発生しており、保護者が我が子のいじめ問題の証拠を得るには、探偵に依頼した方が確実になって来ました。
プロの探偵なら確実な証拠を得てくれます
いじめ調査では、教師や相手の児童、その親などが言い逃れする事が出来ない客観的な証拠が不可欠です。
具体的にはいじめの現場を記録した動画、音声データ、あるいは写真などになります。
また近年多発するインターネット空間で行わるいじめ問題の場合は、SNSや掲示板などに投稿された悪口や嫌がらせ行為などのスクリーンショット画像が有効な決め手となり得るでしょう。
また加害者に壊れた文房具、暴行で負った傷跡の写真、友達による暴行や無視や暴言が日常的に行われていた事の証言なども、被害の実態を客観的に示す証拠となります。
証言は状況証拠としてよく刑事ドラマでは扱われていますが、児童は大人のように保身や利益で嘘の証言をする事は無く、探偵が地道に多数の友達の証言を集めれば、それもまた有効なデータとなります。
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