いじめ調査をする必要性とは? - 2015.12.06(日)
探偵業では、いじめに関わる調査がじわじわと需要を増やしている様子が見受けられます。
しかし、本当に探偵業がいじめに関わるべきなのか?
今回はニュートラルな視線から探偵といじめの問題について調べていきたいと思います。
探偵業がいじめ問題に介入するべきではない?
探偵がいじめ問題に介入することは、業界内でも倫理観の問題によって意見が割れる所だと思われます。
特に学生の生徒が同じ生徒にいじめを受けているような場合、そもそもいじめ問題を解決すべきは本人の努力や、学校側の努力であるべきであり、そこに探偵というよそ者が入ってきて強制的に問題を解決するというのは、いじめを受けている本人とっても複雑な心境でしょう。
また、本来問題を解決すべき学校側が部外者の介入によっていじめを解決させられるのは、かなり屈辱的な事でもあるかもしれません。
ただ、学校側のいじめ問題に対する隠ぺい体制はやはり糾弾されるべきものであり、いじめ問題そのものを隠すのであれば、探偵のみではなく、他の第三者がいじめの事実を明かさなければ、いじめを受けている子供の将来のみならず、その生命すら危うい場合もあるかもしれません。
できる事なら学校側に対応してもらいたいのが本音?
探偵業界にしても、いじめというデリケートな問題を調査することに難色を示す人は多いです。
まず探偵が一番にリスクを感じるのは、いじめ問題の証拠を入手するために学校周辺からの張り込みを行わなければならない点です。
探偵からすれば、学校や幼稚園の周辺というのは通報率が大変高いポイントであり、まともに調査をしていれば間違いなく調査が発覚してしまう恐れがあるからです。
次のリスクとしては、未成年の子供への調査で尾行、張り込みを行うと、周辺住民や本人に不審者として通報されてしまうリスクが高まる事です。
子供への尾行というのは、それだけでなんらかの重大な犯罪を予兆させてしまうものですから、尾行を行うにも撮影を行うにも、普段よりかなり神経質に行わなければなりません。
いじめを監視することの是非
海外などでは、校内のいたるところにいじめ防止用の監視カメラが設置されていますが、日本ではその様な事をしている学校は殆どありません。
そのため、探偵社にいじめ調査が入った場合には、子供とその親である依頼者の了承を経て子供に隠しカメラや小型カメラを持たせる事があります。
これによって、イジメの事実を撮影し証拠として残すのですが、いじめの事実と共に、こうした行動が反社会的だとして批判の対象となることもあります。
積極的ないじめ問題の解決もやむを得ないのか?
いじめ問題について、文部省はつねにガイドラインを作成し対策を打ち出すなどの方法で対処しています。
ただやはりそれも完璧にはいきませんし、教師レベルの話となればまた別です。イジメに気が付き、子供達にそのいじめを止めさせるだけの力を持つ教師などまずいないと思っておかなければ、学校教育のへの過度な期待が加速するだけでしょう。
そうした現状をふまえて考えれば、探偵社がいじめ問題解決を謳って、学校と家庭の間に介入して強制的にいじめ問題を解決することは、依頼者にとっては良い事でも、学校や他の人間にとっては迷惑な話でしょう。
また、本来であれば子供の自力でいじめから脱する事ですが、それには誰かの手助けが必ず必要です。
探偵社に頼まずにすめば、何事も万事良し。
できることならば、探偵業界にいじめ調査の依頼などがやってくるこの時代がはやく終わることを願います。
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