イワトビペンギンに学ぶ夫婦円満のコツは遠距離婚？

夫婦生活を送っている中で、一度たりとも浮気問題が持ち上がらないのは不自然な事かもしれません。

だからこそ、浮気は事前に予防するのが一番なのですが、それでも完全に浮気を防ぎきれる訳ではありません。自分自身が浮気をしないと固く心に誓っていても、魅力的な異性から誘われれば、つい出来心で浮気をしてしまうでしょう。

また、浮気をしないように相手を束縛し続けていても、結局は相手にストレスを与えてしまい、浮気を誘発する恐れがあります。

しかし、動物界で唯一完璧に近い形で一夫一妻制度を貫いている動物がいます。
その動物の名前は「イワトビペンギン」。

この動物の習性をみれば、浮気を予防するヒントが隠されているかもしれないので、ぜひとも参考にしてみてください。

イワトビペンギンは浮気をしない？

動物界は基本的に乱婚であり、生涯同じ伴侶と共に過ごす様な一夫一妻制度は殆ど存在しません。

なぜなら、動物界の子育て期間はそれほど長くありません。大型の哺乳類であってもせいぜい1〜2年ですから、夫婦が共同生活を送るために必要な期間もそれほど長くないのです。

しかし、イワトビペンギンは独特の婚姻関係をもっており、生涯死ぬまでの間、同じ異性と生殖を行い続けるのです。

何度離れても同じパートナーと出会う

イワトビペンギンの一夫一妻制の秘訣は、繁殖期以外には夫婦は別々の場所にいる点です。

繁殖期間から1月程しか子育てをしないイワトビペンギンは、その後すぐに雄の群れと雌の群れに分かれて餌の多い海域に移動していきます。

その間、つがいの夫婦はまったく別々に行動していますが、再び繁殖期に入ると、イワトビペンギンは前回の同じ異性を見つけて再び繁殖活動を行うのです。

愛し合う夫婦は同じ場所に居続けるべきではない？

ずっと一緒に過ごしながら、愛情を持ち続けてている夫婦は最高です。ですが、最高であると同時に、その様な夫婦はただの理想像に過ぎないとも言う事もできます。

例えば、いくら愛している人間とはいっても、延々と同じ屋根の下で過ごしていれば、お互いの愛情確認を次第に怠ってしまうことでしょう。
しかし、時々お互いが離れ離れになれば、自然とお互いの大切さや、自分が相手を求めていることに気が付くはずです。

浮気を防げずとも、愛情さえあれば夫婦は続いて行く

同じ屋根の下に過ごしていようと、離れた場所に夫婦がいようとも、結局は浮気心を完璧に制御できることはありません。それは男性も女性も関係なく、誰にでも起こり得る現象ですし、それ故に、探偵業という仕事が続いているとも思えます。

世の中がどうなろうと、一夫一妻制度が続こうとも、だれでも浮気をするからこそ浮気調査は決して消えません。

別居も夫婦関係修復の方法

夫婦関係を修復させるためには、別居も一つの方法です。

浮気問題とは、まるで交通事故の様なもので、誰にでも、どの家庭でも起こり得る問題です。その問題を解決する最良の方法は、やはり夫婦がお互いの愛情に気が付く以外ありません。

そのためには、いったん夫婦同士が距離を置き、お互いの関係を見つめ直す期間は必ず必要なるでしょう。

おそらく、多くの夫婦はお互い離れ離れになってしまえば、愛情は消えてしまうと考えるかもしれません。
しかし、定期的に連絡を取り合う事すら忘れなければ、そう簡単に関係は消えることはないのは、イワトビペンギンを見れば納得でしょう。