離婚後の親権、氏と戸籍について【戸籍の手続き方法について】 - 2016.08.23(火)
離婚した場合には親権や氏や戸籍などを全て変えなければいけません。
とくに親権は重要でこれによって養育費などの問題が発生してきます。
親権があやふやなままだと母親が一人で育てるといった場合に養育費なしで育てるといったことは難しいので、ちゃんと毎月父親から養育費を払ってもらうためには法律上でしっかりと決めておく必要があります。
苗字(氏)について
また戸籍に関しては働いたり、別居する際には必ず変更しておく必要があります。
氏に関しては前の苗字に戻すか、そのままにしておく人も中にはいます。
離婚問題は年々増えており、特に若い人の世代では数年で離婚していくケースが後を絶たないといってよいです。
なので、あえて結婚する際には氏を変えないといった夫婦も急増しています。
また女性の尊厳というものを大事にしたい女性が増えているので氏は変更したくないと考えている女性が多いのです。
また氏を旧姓に戻さない場合は戸籍もそのままにしておくことになります。
戸籍に関しては一度変更してしまうと、再度戻すことは出来ないので慎重に考えて行うことをお勧めします。
子供について
また子供の氏は親が氏を変えたとしても戻ることはないので、子供と母親の氏が違うのが嫌だという人もいるのでそういった理由から氏を変更しない母親は多いです。
法律上において離婚したとしても子供の戸籍や氏は変えることが出来ないので、子供はいつか親が離婚していて本当の父親がどこかにいるということを意識しだすようになります。
そうなると離婚したという現実の重みが一気にのしかかってくるので、子供がいる家庭ならなるべく離婚はせずに穏便にやっていくことをお勧めします。
やはり子供がいない内にしっかりと将来のことを考えて子供が出来れば一生夫婦で寄り添って生きていくという決断をしておくのが良いです。
親権の争いでは母性本能から大抵の場合に母親側が親権を主張して、父親側はそれを譲るといった流れが多くなります。
母子家庭・養育費
また母子家庭なら国や自治体から様々な手当てや支援を受けられるので、養育費と合わせれば何の不自由もない生活を子供に与えることが出来ます。
手続きする場合はまずは家庭裁判所に申請してから裁判所に各手続きの申請の許可を得る必要があります。
意外と手間がかかります。
時間的や労力的な負担から先延ばしにする家庭も多いのですが、氏の変更には一定の期間が定められているので氏を変更したいと考えている人はなるべく早く手続きを済ませておいたほうが良いです。
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