浮気調査相談室～匿名で相談出来る？～

時折、探偵社に相談しようとするときに本名をなのるべきなのかどうか悩んでしまう人がいます。

そこで、今回は匿名での相談について詳しく触れてみようと思います。

匿名での相談は可能？

結論からいえば、匿名での相談は可能です。
というより、多くの相談は匿名で行われていますので、その点については何も心配はいりません。

探偵社にやってくる無料相談というものは、その大半がかなりプラ―ベートな内容となっており、他人にはあまり知られたくないことばかりです。

ですから、探偵社も相談の段階では無理に本名を聞いたりせず、個人の匿名性を重要視するかたちで話を聞きます。

例えば、浮気調査の場合はこのような相談の仕方になるでしょう。

相談者『すいません、じつは夫が浮気をしているみたいで』
探偵社『なるほど浮気ですね、浮気に気が付いたのは何時頃ですか？』
相談者『先週の終わりぐらいです』
探偵社『どのようなことをきっかけにお気づきになられました？』

と、このように特に名前や詳しい住所などを聞くことはせず、浮気の状況について詳しくお話を聞いていくことになると思います。

ただ、相談の段階までなら匿名であっても問題ありませんが、実際に依頼にまで進んでしまうと、匿名のままではいられなくなるので注意しましょう。

依頼時には本名を名乗らなくてはならない。

探偵社に依頼する場合には、かならず契約書を交わさなければなりませんが、この時、偽名や嘘の住所などを使って依頼することはできません。

これには犯罪抑止のための業界内のルールとして必要なことで、本人確認のための免許証なども提示してもらうのが一般的です。

しかし、こうしたことが行われてきたのは実はつい最近のことで、昔は匿名でも依頼をうけたりしていた事務所も存在しました。

こうした事が行われていた背景には、探偵業を営むための法律が詳しく定められていなかったことと、依頼者が自身の身分を隠したがり、その身分を明かすぐらいであれば、身分を明かさなくても良い悪質な探偵社に依頼をしてしまうという悪循環が存在していたからです。

確かに、探偵社に頼む浮気調査というのは、あまり聞こえが良いものであはりませんし、探偵社に依頼をされるかたの中には、自分も調査をされるのではとびくついている人もいます。

しかし、まず大きな間違いなのは、浮気調査を行うことはまったく違法性はなく、むしろ探偵社の調査がなければ、離婚裁判などを行うことは難しいほどです。

実際に離婚裁判を行うとなると、いくら弁護士がついていても、肝心の証拠がなければ不貞の事実すら立証できないので、当然調査を専門にしている探偵社の報告書が無ければ裁判に勝つことは難しいと言われています。

また、依頼者の調査を行うことはまず100％ありません。むしろ、探偵業界ではある程度依頼者の犯罪歴などを調査できる法律を施行したり、依頼者の身分を確認するように促している程です。

なぜなら、ただでさえ調査を行うのには時間もコストもかかるのに、対象者の他に依頼者まで調査をしていたら、その探偵社は完全に赤字になってしまうからです。

まとめ

・匿名での相談はどの探偵社でも行える。
・ただし、依頼時には必ず本名で契約書を交わさなければならならず、本人確認のため身分証の提示を求められることもある。

本名での契約を嫌う方も多いかもしれませんが、これも依頼内容の正当性を維持し、報告書に法的な効力を持たせるためにも必要なことですので、是非ともご協力ください。