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アルバイトをして初めてわかる『臨機応変』について

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アルバイトができる年齢になったら誰もがドキドキしながら面接を受けて、お仕事の経験を積むことになるのですが、多くの方が初めてのアルバイトで悩むことや壁にぶつかることってありますよね。今回はアルバイトをしてわかったこと『臨機応変』についてご紹介いたします。

臨機応変とはいかなるものか?



アルバイトでも何でもそうですが、臨機応変っていう言葉はよく耳にすると思いますけれど、臨機応変という言葉はいったいどういう言葉なのか、その意味を知らなくては臨機応変に動くことはできませんよね。

そこでまずは臨機応変とはどういうものなのかについてを簡単にお話いたします。

まずは臨機応変は機に臨んで変に応ずという言葉を音読みしたものですね。もっとくだけた言い方をすると、その場の変化に応じた対応をするという感じでしょうか。

例えば計算したように全てのことが動くと思っていたら、突然何かが起こって計画通りにいかなかったとします。その時にその場にあった計画にすぐ変更して対応して難を逃れるみたいな感じです。

仕事に置き換えて考えてみると、常に変化する仕事場でその変化に合わせた動きで対応することで、スムーズに仕事が動くという感じですね。

柔軟な対応とは何が違うのか?



ところでよく「臨機応変に動いて欲しい」という言い方をする時もあれば、「柔軟な対応をして欲しい」という言葉がありますよね。この二つは同じ意味で使われていることがあると思うのですが、本当はどうなのか気になります。

柔軟な対応というのはちょっと意味が違います。例えば極端な例かもしれませんが、仕事をしていて自分はいつも同じように作業をしているのに、Aという先輩に「そのやり方は違う」と言われたとしましょう。

そう言われたら、いつもこれで注意されていないのにどうして注意されるの?いつものやり方で良いでしょ?と考える人と、あぁ、この先輩はこのやり方を推奨しているのだな、と判断する人では印象が違いますよね。

そして思ったことはつい態度に出てしまったりします。柔軟な対応というのはその場に合わせて素直に応じるという意味を表します。つまり臨機応変とはちょっと違う意味になるのです。

さらに自分が先輩になった時に後輩に指導した時にもそれはわかります。後輩に注意したら後輩が「Bさんはこうしろって言ってました」と言われたら、ついむっとしてしまうかもしれませんよね。

なので、柔軟な対応は人間関係を円滑にする上で非常に重要な考え方だと言えそうです。この二つができるようになればより一層あなたの株が上がるでしょう。

臨機応変に動ける人はどこが得なのか?



臨機応変に対応できる人のどこが得なのかは想像に難くありません。例えば先輩の動きを見ていて一連の仕事の流れを掴める人は、何か問題が起こった時でも自分で対処できることはサッと対応できます。

もしもその時に自分では対応が難しいとすぐに判断もできるでしょうから、その時だけ先輩に対応をお願いします。すると先輩も対応がしやすく大きな失敗もしにくいですよね。でも臨機応変に対応できないとどうなるでしょうか。

常に先輩や同僚に「次何したらいいの?」と聞きながら作業をしなくてはなりません。すると全ての人の手が止まったりして会社全体がスムーズに動けなくなってしまうかもしれません。すると周囲から「あの人は使えない」と思われてしまうかもしれませんよね。

それに臨機応変に対応できる人というのは頭の回転が速いと思われます。一つのことを聞いたら10のことを想像できればそれだけ幅が広がりますよね。

また、臨機応変に対応できる人はリーダーに抜擢されたり、仕事を任されたりする機会も多いので、自然にベースアップしたり正社員へ登用されたりすることもあるのです。

当然お給料や待遇も上がる可能性が高くなりますので、できれば臨機応変に対応できる人になれた方が良いでしょう。ただし、あまりにも何でもできるようになると損してしまうこともあるかもしれません。

難しいですが適度に動ける使える人として認識される程度に抑えておくのも手かもしれませんね。

臨機応変になるための考え方



臨機応変に対応できる人って得するんだ!ということはわかっても、実際に初めてのアルバイトでどんな動き方をすれば良いのかが難しいですよね。そこで臨機応変に動ける人はどんなことを考えているのかを少しご紹介いたします。

仕事を教えていただく時にはしっかりと先輩の話を聞くこと。これがまず基本です。これができないと仕事をするたびに次の仕事を聞かなくては動けない人になってしまいます。そのためにはメモを取ることを絶対に忘れないようにしましょう。

そして自分がお客様になった時のことを想像してみてください。毎回同じ注文をしませんよね?たまには違う商品も買いたいとか、食べたいって思いませんか?これを常に意識してお客様と接すれば、こんなお客様もいるかなと思えるでしょう。

さらに一連の動きを頭に完璧に入れておきましょう。最初はこれ、次はこれ、途中でこれが入ったらこれやって、最後はこれ、という感じで頭に流れを入れておくのです。すると流れが頭に入っているので戸惑うことも少なくなります。

例えばレストランの場合だと、お客様を席へ案内しメニューを差し出す。水とおしぼりを出す。注文を聞く、キッチンに知らせる、料理を出す。水が無ければ水を足す。お客様が帰ったら片づける。といった感じです。

この一連の動きができていれば、お客様が何組入ってもどのお客様も同じ対応で良いのです。ただテーブルによって時間が違うので、その把握だけしっかりとしていれば次は何を?となることはまずありません。

もちろんその間には問題が出ることもあるでしょう。でも一連の動きが頭に入っていれば、自然に対応しながらも動けるようになるわけです。これが臨機応変に動くということですね。

まとめ



今回は、臨機応変という言葉と意味についてご紹介いたしました。アルバイトをしてみたら初めて経験することもあるでしょう。その体験をいかに自分の身に着けてスムーズに動けるようになるかが勝負です。

これから社会人へと成長するにあたって、臨機応変に対応することの重要性がわかってきます。そしてアルバイトをしてみて初めてわかることでもあります。最初はだれもが辛いと感じるものかもしれませんね。

でも動けるようになってくると自分に自信が持てるようになるので、ぜひ臨機応変に動ける人になって得する人生を進んでください。

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