仕事 向き不向きはどこで判断する？

生きていくために働くのは当たり前のことですが、今自分が携わっている仕事が本当に自分に向いているのかどうか、疑問に感じているという方もおられるのではないでしょうか。

そこで今回は自分が今の仕事に向いているか、それとも向いていないかをどのように判断するのかについてをご紹介いたします。

今やっている仕事が楽しいかどうか

仕事をしていて楽しいと感じること、これが何よりその仕事に自分が向いているなと感じる瞬間ではないでしょうか。しかも楽しいという意味の中には仕事にやりがいを感じるというのも含まれますよね。

例えばできる仕事が増えてきて結果として褒められたりすると「頑張った甲斐がある！」と感じるものです。そんな時に「この仕事をしていて良かった」と感じたりして、楽しさが倍増していったりもします。

もしも仕事をしていてこういう気持ちになることが多ければ多いほど、その仕事が自分に向いていると実感するものです。でももしも失敗してばっかりで怒られてばっかりになると、仕事を辞めたいと感じたりしてしまいます。

もちろん自分ではあまり結果が出せていないと思っていても、まだまだこれから頑張ろうと感じているのならば、それももしかしたら向いている仕事なのかもしれません。こればかりは自分の考え方次第なのかもしれません。

未来を想像できるかどうか

いくら今仕事が楽しいと感じていても、ずっとこの仕事ができるかどうかは別問題と考えるケースもあります。そんな時は向いていると思っていても何か引っかかるものがあったりするかもしれません。

そんな時には今の仕事をしている未来を想像してみましょう。もしも5年後10年後の自分を想像できているのであれば、今の仕事は自分に向いているということにはならないでしょうか。

さらに自分がバリバリ活躍している姿を思い浮かべることができればなお良いですね。

一方で5年後や10年後を想像した時に想像ができないという場合には、ひょっとしたらその仕事は向いていないと本能的に感じているのかもしれません。頭のどこかに転職の可能性がちらついているのかもしれませんよね。

実は意外と未来を想像できないことってあるもので、恋愛や結婚なども似たような部分があるようです。

そんな簡単な未来の想像ができるかできないかでも、仕事が自分が今の仕事に向いているかいないかの判断になるのです。これはいつでもできる判断基準なので、時々試してみても良いかもしれませんね。

職場に頼れる先輩や同僚はいるかどうか

仕事ができるできないだけが向き不向きを決める決め手ではありません。例えば仕事を覚える上で非常に重要なのが上司や同僚の存在です。頼れる人が職場にいるということは非常に重要なポイントとなります。

というのも個人で仕事をしているのではなく、仲間とチームで仕事をしなくてはならない職場では、信頼できる人間関係が築けるか築けないかでかなり差が出てくるからです。頼れる人がいる職場は仕事が楽しいと感じます。

それに何か困ったことなどがあった場合に相談できたり、仕事で壁にぶち当たってしまった時などに助けを出してくれる存在がいると、自分も成長することができるので、仕事ができた時の達成感が非常に強くなります。

結果的に自分にも責任感や連帯感が生まれ、仕事に対しても楽しいと感じられるようになります。仕事を続ける上で人間関係が良好であるということは欠かすことができません。

仕事やプライベートである程度の余裕があるかどうか

仕事で充実していればその仕事に向いていると感じるかもしれませんが、もしも仕事に必死すぎてプライベートな時間も仕事のことで頭がいっぱいになっていたとしたらどうでしょうか？そんな時期が長引けば余裕がなくなるかもしれません。

基準は仕事が終わった後のプライベートな時間に仕事から切り離した生活が送れるかどうかです。プライベートな時間に余裕があれば、リフレッシュした気持ちで次の日の仕事に臨めます。この切り離せる時間が重要なのです。

もしプライベートな時間にリセットできる環境になければ仕事を楽しいと感じられなくなり、続けるのが難しくなってしまうかもしれません。少なくともその確率が高くなってしまうこともあるでしょう。

良い仕事、良い収入かどうかは別としても、向いている仕事であるとは言い難く感じてしまう方が出てくるのは否定できません。なので仕事も充実していてなおかつプライベートな時間にも多少の余裕があると感じるのなら向いている仕事だと言えるでしょう。

まとめ

今回は今の仕事が自分に向いているのかそうじゃないのかを、どのようにして判断したら良いのか悩んでいる方に、どこに注目して向き不向きを判断すれば良いのかをご紹介いたしました。

もちろん判断の基準は今回ご紹介しただけとは限りません。もっと細かく分けることもできるでしょう。しかしながら楽しさにつながっていく要素が一つでもあれば、その仕事を続けられて向上できますので、そこに楽しさややりがいを感じると良いでしょう。

この記事が、今の仕事は自分に向いているのかどうか悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。