もともと姉が働いていたため、私も一緒に働くことになりました。姉は私がアルバイトを始める前に辞めましたが、非常に働きやすくて、まかないも美味しいと聞いていたので、家からも近かったですし、そちらで働くことにしました。

こちらの飲食店でアルバイトをするまでは、コンビニや家庭教師しかアルバイト経験がなかったため、最初はその飲食店のメニューを覚えたり、テーブル席の番号を覚えたり、またレジを覚えたりするだけで大変でした。そして、アルバイトをして１ヶ月間ほどは、店舗の店長がアルバイト中の私の動きをずっとチェックしていたので、非常にプレッシャーになりました。私がちょっと間違えた動きをするだけで、その場ですごく注意をされました。例えば、あっちからこっちに食べ物を運んで、またあっちに戻る際は、戻る時も、何かに気づいて効率的に動いて行きなさいとか、そういうことをどんどん教育して頂きました。正直、今思えば、そのような教育は、今の自分に身に付いていますので、ちゃんとその時教育されていて良かったと思う点は多々あります。ただ、そのアルバイトをしていた時は、いっぱいいっぱいだったこともあり、店長の一言一言にびくびくするようになっていました。そこまで神経を使ってするアルバイトではないのですが、その時の私にとっては、精神的に非常に疲れました。ただ、アルバイト中に食べるまかないは非常に美味しく、仕事で注意されたことを忘れることができました。

アルバイトや社員の方々が、私以外は男性ばかりで、私がいないところで、集団で遊んでいたり、仕事帰りに飲みに行ったりしており、私としては、アルバイトの一員なのにという思いが強く、非常に寂しい思いをしたので、仲間に入れて欲しかったなと思いました。