友人の紹介。
もともとそのお店によく飲みに行っていて、アルバイトを募集してるという話を聞いてその場のノリで働くことに。
居酒屋でのバイトに興味はあったし、本業の給料があまり良くなかったことも重なり、まかないが居酒屋メニューというおいしい話もあり快諾。

バイト自体はとても楽しかったです。
常連さんが多かったので顔も覚えやすくて、居酒屋ということもあり気軽に話しかけていただけて、お酒の知識も多少身についたし良い経験になりました。
一番驚いたのは、会社の宴会で来て下さった方たち。お酒も入りとても楽しそうでした。
呼ばれたので行くと、若い人たちが上司に飲まされてべろべろに酔っぱらっていました。
そして、次に呼ばれると一人の若い人に絡まれました。携帯番号聞かれたりなど、ここまではたまにある話なので全然気にならなったのですが、
さらに呼ばれ行くと、そこにはほぼ全裸の人が・・・。
「あちゃー」と思い店長に報告。店長が注意しに行ってくれました。
さすが居酒屋。こういうこともあるよなぁと思った出来事でした。

串焼き屋さんだったので、お肉を串にさす作業もありました。
刺しにくいものもあり、串がよく指に刺さり、痛い思いもしました。

あとはまかないが焼き鳥だったのがすごくうれしかったです。ついでにお酒もちょっと飲ませてもらって、バイトに来てるのか飲みに来てるか(笑)
ただ、結局バイト代をそのお店に落としたり他のお店に飲みに行ったりして、貯金目的のつもりが飲み代を稼いでいたようです(笑)

常連さんが多いということで、その人のお酒や食べ物の好みを徐々に覚えられるようになったときのことです。
ある常連さんは、店長の作るポテトサラダが好き。その方が見えたとき、ポテトサラダはその日のお通しでした。
店長はよくお客さんにサービスする人だったので、自分の独断でその常連さんに多めのポテトサラダのお通しを出しました。
すると、「え！すごーい！私は好きだってよく知ってたね！！」と言われ、店長からも褒めてもらえて、お客さんに喜んでもらえることって素敵だなと思った出来事でした。
接客業ってやっぱりやりがいがあるなと思いました。

店長がバイトを怒鳴りつけたりもしていたので、それはお店の雰囲気が悪くなるからやめてほしかったです。
あとは、自分がドリンク作るのが遅かったりしたので、もっと効率良く動けるように考えれば良かったなと思います。
ビールは機械が注いでくれてるからその間にこれやろうとか、誰かに頼めることは任せたりすれば、お客さんを待たさずにはやく提供できたなと思います。
それで怒鳴られたことも、お客さんから怒られたこともないけれど、お客さんの立場で接客をしなければサービスとは言えないと思うので、
「より速く、正確に、そして丁寧に」をもっと心がけていたら、良いサービスが提供できたのかなと思います。
自分で考えて、それを行動に移しても怒られたりはしなかったので、もっとそれを実践していれば・・・とも思います。