労働時間と通勤距離を重視しました。
前のアルバイト先がコンビニエンスストアということで、深夜勤務があり、体調を崩して、救急車で運ばれるということがありました。以来、仕事では絶対深夜勤務がないところを重視して探しました。
また、同時に勤務場所ですが、電車のアクセスが非常に良いアパートに住んでおりましたが、電車に乗ること自体、時間の無駄に思え、徒歩5分の場所にある弁当屋で働くことになりました。
仕事内容に関してはあまり考慮に入れておりません。

仕事内容は弁当をマニュアル通りに作ること、レジや接客そして、弁当の配達でした。
弁当は似たようなメニューが数多く、1つ1つ覚えるのが大変で、盛りかた等が非常にややこしかったです。
また、季節ごとに商品がよく入れ替わるため、覚えては新商品の入れ替えというのが続きました。
従業員は2～3名と常に人手不足な状況で、次から次へと来店するお客様の対応に大忙しで、途中無心の境地を何度も経験しました。
1度混み初めると全ての作業が後へ後へとなり、全く追い付かず、とにかくフル活動の連続でした。
またその中でもデリバリーの注文が入り、上記の中、配達にも行きました。
デリバリー範囲の中には似たような団地や住宅地が多く、暗くなってからの配達はよく道に迷いました。
また、風俗店への配達もあり、怪しいビルや少し怖い店への配達もありました。
それでも、普段はあまりできない経験を当時は喜んでやってましたし、ある意味充実感もありました。
この時は独身で一人暮らしをしていましたが、明らかに家事をする手際が良くなったのは間違いありませんし、高校生のアルバイトが、多く、普段知り合いになれない人たちとの交流も持つことができました。ただ当時の店長は少し癖があるかたで、好き嫌いははっきり来ていた気がします。

駅の真ん前に店が立地しているため、仕事帰りの方が多かったです。疲れているにも関わらず、長時間待ってでも弁当を買って下さるのが、嬉しかったです。
また、有名ブランドでしたので、大きなしっかりしたチェーンで働いているという誇りはありました。
デリバリー自体も頼んだことはあってもまさかそれを自分が出来るとは思わず、貴重な経験をさせていただきました。
また、とにかく売れるというのが、面白く、商売のやりがいを、学びました。

店長が気分屋というか、気難しいところです。お気に入りの女性には機嫌が良いのですが、それ以外の人に関しては明らかに態度が、違うので、困っていた従業員も多かったと思います。
また、オープンキッチンでしたが、ある意味見えすぎておりましたので、洗い物や食材が丸見えでしたので、衛生的に嫌がるお客様もおられたのではないかと思います。オープンキッチンは見えた方が良いところはわざと見せ、そうでないところは、徹底的に、見えないようした方が店としての評判はよくなるとおもいます。
それ以外はむしろ良いことの方が多く、様々な技術や仕事の経験をさせていただきました。
私生活を、含めあらゆるところで要領のよさが身に付いたと思っております。