私は、三重県の大学に通うために津で一人暮らしを始めました。
生活をするために、バイトをしなくてはいけなくなり無我夢中で２０分以内でいける近場のところを
自転車を走らせながら探していました。
するとコメダ珈琲と書いた建物の手前に、「社員・アルバイト募集」と書かれた看板がありました。
とにかくどこでもいいので、すぐにコメダ珈琲がどんなところかもわからず応募しました。

コメダは、言葉遣いとお客様に対しての接客が徹底されています。
事務所には、守らなければいけない項目がA4の紙で貼りだされていました。
ホールを主に担当していたおり、モーニングの６時～１１時までの出勤がほとんどでした。
コメダのモーニングは戦場といってもいいくらい忙しいですし、パンが覚めないように３秒以内のルールが決まっていました。
とにかく、ホールでは走り回ることが多かったです。常連の方も多くいて、年齢層も高かったです。
ご注文を聞くと「いつもので」とかえってくるので、お客さんの顔とオーダーを覚えなくてはいけませんでした。
新人が入ってくると、常連の方は「いつもので」というわかりにくいオーダーをするので、とても大変でした。
そして、コメダで働いて必ず、やってしまう失敗があります。
アイスコーヒーを頼まれたときにガムシロップをいれていいか、いれてはいけないか聞かなくてはいけません。
お客さんがアイスコーヒーといえば、そのままオーダーを通してしまうと、ガムシロップの入ったアイスコーヒーが出てきます。
私もよく間違えたオーダーです。かならず、アイスコーヒーを頼まれたらガムシロップを聞かないと提供ミスをおこしてしまいます。

やはり、コメダでバイトをしたことによって、言葉遣いだったりその場のお客様への対応を学ぶことができました。
コメダは、「早く、安く、美味しい」といった感じで、的確になおかつてきぱきと行動しなくてはいけません。
その当時の私は、何もできなかったので、全体の席の把握だったりオーダーがどれだけはいっているか、一緒に入っているアルバイトは
どのような特徴をもっていて、自分はどの動きをすればよいのかなど、考えさせられました。とても、やりがいを感じています。

コメダでは、ホールに担当がきまっていません。
なので、個々に担当をあたえて動いてもらうことをしたほうがもっと効率がよくなったのではないかと思います。
それから、社員の方たちが時間外で働いていることが多かったのを覚えています。人員がたりないとは理解していたのですが、
もう少し、社長なりマネージャーなどに相談して助けてもらうこともできたのではなかったのかなと思います。
売り上げが、低いためかコメダは人件費をけずっていました。
そのため、朝のたちあげの６時から８時までをホール１人とキッチンが１人でした。とても大変だったし、お客様にもよく苦情がありました。
お客様のためとおもうのなら、もう少し従業員やバイトを大切にしてもいいのではないとか思います。