友達の紹介で、短期間だけのアルバイトとして行こうと思いました。マクドナルドなら名の知れた企業ですし福利厚生とかその辺りはちゃんとしてくれるかなとも思いましたし。
あと自分のよく知った所だというのもあり、抵抗感とかもありませんでした。

仕事はカウンターでの接客業と、少しの調理だけでした。
調理と言っても学生が出来る至極簡単なもので、出来上がったのを取り出すだけでもあって楽といえば楽でした。
メニューも日頃から知っているものばかりなので覚えるのも苦ではありませんでした。
ですが客層が客層なので、接客面は少し疲れます。
もちろん大半は普通の人ですしそこまで関わり持たないのですが、たまに迷惑な人が来たりして、その対応が楽ではありません。
それにやはり人が多いので、やりがいはあるのですけど、精神的に疲れてしまいます。
大きな企業で給与面などは低いのですがそれても安定している。とはいえ、精神的に疲れやすいです。
接客業が好きという人や、同じ事の繰り返しが苦では無い。という人ならとてもいい仕事と思います。
掃除とかも24時間営業なので簡単なことしかしませんし、シフト交代制で好きな時に働けるのも学生や時間に縛られたく無い人には良いと思います。
ほかのスタッフは私がいた所はそんなに仲良しという訳では無かったですが、それでもそこそこ語り合ったりと出来る感じで、仕事ではテキパキするのですが、普段はまったりした雰囲気でした。
私としては結構楽しめて働いていました。

やりがいを感じたのはやはりお客さんの注文を処理している時でした。
もちろん疲れてしまうのですけど、それでもスッキリした気持ちになります。
マクドナルドは笑顔で対応する仕事なので、笑顔の練習にもなってその笑顔でお客さんを喜ばせられているというのも、とても気分良くてやりがいを感じました。
接客業というのはコミュニケーション能力が伸びて、それが自分の身に着くので、その事は本当に良い、貴重な体験だったなと思います。

もっと効率よくそして簡単に仕事が出来たならな。というのはありました。
何度も同じ事の繰り返しなので、いっそまとめて処理したい。という思いもありました。
こういう所はこれから機械化とかして合理的になっていくのかもしれませんが、人間でもそれなりに出来るはずなので、したかったです。
要領悪いのは仕方ないにしても、何回も往復するのは疲れるのでその辺りを考えて短縮したかったです。
あともっとお客さんを満足させるような事もしたかったです。
ソースが足りないときやコーヒーのお代わりなんかも自分から気付いてあげたかったです。
そうしたらわざわざお客さん自らカウンターまで来なくても良くて満足してもらえたのにな。と思います。