英語力を身に着けたいと思い求人サイトで検索をしていたところ、自宅から近く、英語を使う仕事として求人が出ておりましたので応募しました。また、シフトが比較的自由に申請可能で、無理のない形で働けることも魅力的でした。

東京ドームにあるレストランでの勤務をしておりました。レストランにはガラス張りのテラス席があり、夜はライトアップされた景色を眺めながらお仕事ができます。ガラス張りのテラス席は日本人のカップル、欧米人をご案内するように指示されておりました。一方で反対側にあるあまり眺めがよくないテラス席には中国人のお客様をご案内します。反対側のテラス席は広く、いつも中国人のお客様で賑わっておりました。レストランンは予約制で、朝食はお泊りになっているお客様、ランチはほぼ予約で満席、ディナーも予約で満席になる程人気です。予約の電話は新人が受け、常に予約の電話が鳴り続けております。今でも、電話の音楽を聴くとドキッとするくらいです。ホテルですので身だしなみや服装には厳しくご指導いただいておりました。挨拶の仕方も語尾が長いとご注意をいただきます。そのくらい教育はしっかりしているのだと思います。休憩時には社内の食堂を利用出来ます。定食やラーメンなど、お手頃の価格で食べることが出来るため、休憩時には混雑しておりました。しかし、休憩所や食堂も、他の部署の方や先輩など、制服ですぐに見分けがつくため、休憩時も気は抜けませんでした。

海外のお客様が多く利用されておりましたので、中国語や英語の質問に答えられるようになりました。英語で受け答えをすると、お客様も笑顔で答えて下さるのでやりがい
を感じます。ですので、海外のお客様には覚えた英語で会話をするのが楽しみで出勤しておりました。また、東京ドームでコンサートがある際には、有名人など普段お会いできないような方を接客することもあり、貴重な経験になったと思います。有名人を近くで拝見しモチベーションアップにも繋がりました。

社員の入り口から勤務場所までが遠く、早めに出勤しなければなりませんでした。常にお客様から見られている仕事ですので、身だしなみも行動も気は抜けません。毎回身だしなみに気を付けなければならないので、早朝は眠く、慣れるまでが大変でした。しかし、更衣室にはシャワールームがあるので、仕事が終わって予定がある日でも、また身支度出来るところが魅力的です。社員はカプセルホテルのようにベットがあり、早朝出勤の際、そこで仮眠します。女性も男性と同じように扱われるため、体力勝負です。アルバイトの方はそれほど負担はありませんが、社員になると任せられる仕事も多い為、体調管理は難しいかもしれません。ですので若い社員が多く揃っておりました。