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日本の人材紹介業・人材派遣業の事情あれこれ

  • 投稿日 : 2016-03-16
  • 投稿者 : お仕事モンスターさん(30代女性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

レストラン業から転身するため、とりあえず派遣会社へ派遣登録しました。ちょうどタイミングよく次の日からの来てくれる人がいたという事で、仕事につきまました。1年経過した頃に派遣社員をコーディネートするポジションで派遣元へ社員とようされ、それをきっかけとして人材紹介業・人材派遣業に面白みを感じ専念してきました。

口コミ・体験談

派遣業界はブラックだとか、左うちわをあおいでいる、仲介料をとり過ぎだなどとネガティブなイメージがあり、いろいろと文句をいわれることが多いです。
実際はその真逆で、派遣スタッフへの仕事紹介が義務づけられており、何が何でも仕事を確保しなくてはなりませんし、仲介料に関しても派遣元の母体が大きくないと赤字経営になるほどです。企業への派遣利用サービス料金の交渉がうまくいかなければ、管理している派遣スタッフからの給与をあげる事ができません。常に間にいる立場ですので、右往左往する事もしょっちゅうです。そして管理面だけではなく新規企業獲得の営業も必要で、特に新規開拓は体力勝負で、とにかくターゲットを絞りアクションを起こすの繰り返しです。電話、メール、紹介など様々な手法で採用担当者とのミーティングを取り付けプレゼンや交渉をします。ここはプレゼンが好きな人にはたまらなく楽しい瞬間ですね。採用担当者に契約同意頂いた瞬間は2つの意味でドキドキがあります。契約頂いて嬉しい反面、人材を確保しなければなりません。確保できなければ企業にも大きな損失を与える事になります。仕事を受注しないといけないプレッシャーと受注した時のプレッシャーがどちらにしてもかかってくるので、不思議な感覚になります。

やりがいを感じたところ

人材紹介/派遣業はいろいろな人と会う事が醍醐味だと思いますが、人というのは十人十色でやはり感覚の大きな差があり、コミュニケーションの取り方でプロジェクトを失敗したり成功できたりします。特に派遣元の方は100人単位でスタッフ管理をするので、ロボットのように業務をこなす方が多いです。
私は現場主義であった事もあり、とにかくスタッフ皆さんの顔と名前を覚える為に必死でした。皆さんとコミュニケーションを測ろうとした意思が伝わったんだと思いますが、私がなにか失敗してもスタッフの皆さんから助けていただいたりしました。ただただ名前と顔を覚えるだけで、人との理解度がずいぶん違ってくるんだなと実感しました。人と理解し合えた瞬間はとてもこころが落ち着いて気持ちよいもので、これがやりがいとなり多くの方々と仕事をしたいという意欲につながりました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

日本文化において「大企業」「正社員」が一番偉いというようなイメージと風潮がいまだありますが、実際は現場で働いている人たちがあるからこそ、会社を運営し成長できる事できるのに、それに気づいている方々が少ない事にとてもショックをうけます。
また「学歴社会」にも長年にわたり疑問を抱いており、学歴の必要性を採用担当者に伺うと「理由はわからないが、うちの会社の採用規定が大卒しかとらないから」「大卒しかいないからそれ以下の人は社内の人と仲良くする事が難しいと思うよ」など学歴が職務と全く関係ない事をしっている採用担当者も多いのは事実です。
経営層の方々がこの事に気づいて、自分たちの会社だけではなく「派遣や社員」「学歴」にとらわれない、もっと明るい社会を気づいてもらえたらいいのになと日々思っています。


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