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やりがいを感じながらも、広告業界の下請けのしんどさを痛感

  • 投稿日 : 2016-05-27
  • 投稿者 : すずなおさん(30代男性)

総合評価

  • 2.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

広告デザイン業界のディレクター職の求人を探していたところ、条件に合う求人をエンジャパンという求人サイトで見つけました。この企業が東京進出をするタイミングでの募集だったので、立ち上げに携われることに魅力を感じ選びました。

口コミ・体験談

社長を含めて4名ほどの小さな広告制作プロダクションに、ディレクターというポジションで就職しました。東京支社立ち上げに伴う求人だったので、支社のスタッフは基本的に自分一人。本社の大阪のスタッフが月に2回くらい出張ベースで訪れました。なので比較的自由にやらせてもらったことは、とてもいい経験になったと思います。
広告ディレクターとして制作に携わるだけでなくプレゼンも営業も全て引き受けることになりました。おかげで、フリーでもやっていける力がついたと感じています。
ただ、未だに忘れられないクライアントからの一言があります。
もともとこの会社が付き合いのあった、大手広告代理店へ挨拶へ行った時の話。
50歳すぎのクリエイティブ・ディレクターがこう言いました。
「御社に触れる仕事はあるけど、徹夜はヤダとか言わないよね?そんなこと言うんだったら他に振るよ」
広告制作業界の現状全てが表現れているかのような一言。
結局この代理店からの仕事を受けることはなかったのですが、下請けの立場の弱さを痛感しました。
もちろん真摯に付き合ってくれるクライアントも少なからず存在していたので、なんとかやっていくことができたのですが、結局物量勝負、価格勝負になってしまうのは否めませんでした。

やりがいを感じたところ

スタッフ全員で企画を練って、プレゼンが通ったときには大きなやりがいを感じました。予算が大きい案件ほど、獲れたときの喜びは大きかったです。
それ以外では、一つのプロジェクトを終えた後、また同じクライアントさんから直接指名で相談されたときは、そのことが仕事のやりがいにつながったように感じています。自分の能力が認められたり、作った広告に効果があったとクライアントに感謝されることは、この仕事の醍醐味のように思います。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

社長は自分を信頼してくれ、様々な業務を任せてくれてはいたのですが、あまりにも任せすぎなところが徐々に気になってきました。
社長とともに大事な商談に行った時も、社長は終始だんまり。僕が全て進行することになりました。
この件にとても違和感を感じ、大阪本社のディレクターに相談したところ「あー○○さんはいつもそうだよ」との答え。
どうやら今までほとんどの仕事は大阪のディレクターが回していたようなのです。
社長は何をやっているかというと、古くから付き合いのある特定のクライアントの広告制作業務を黙々とこなしているだけ。
経営面でもただ数字を「見ている」だけ。経営戦略もあるのかないのか何だかわからない感じでした。
優秀なスタッフもいたので、社長が経営者としてしっかりビジョンとリーダーシップを持っていれば、もっと会社は大きくなっていたんじゃないかと思います。


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