日曜日の新聞広告の中で見つけた。私が選ぶ基準としていたのは、1.家から近い、2.給料が良い（私の地元は時給800円が普通である）、3.シフトの融通が利く、の3点である。大学の後に働くことをメインとすることができ、3つの基準を満たした場所と判断し選んだ。

【良かった点】だが、1.地元では高めの時給950円、2.まかないで半額で寿司が食べられたこと、3.速い流れでの作業が上達したこと、の3点が挙げられる。時給の話だが、地元で800円が普通のところ950円はとても美味しい。10時以降は1150円くらいで、個人的によく稼げたと感じている。また個人の予定が忙しくなったとき、週一回だけシフトに入ることになっても認めてもらえたのも個人的に嬉しかった。次にまかないだが、バイトの休憩時間に私はまかないを半額で食べた。飲食店にはよくあると思うが、回転寿司は寿司だけでなくスイーツもあり、1000円分食べても500円は嬉しかった。ただ、まかない以外で寿司を食べようと感じなくなったのはしょうがない話である。まかないは半額だからである。私はお客さんのいるホールで働いたが、回転寿司は基本的にお客さんが並んでいる。また注文もどんどん溜まるので、要領よく物事をこなす上で私の土台となったと感じている。今ではタスクが溜まる前に行う習慣と、溜まった時に優先順位を一瞬で決めて行う習慣に結びついていると思う。私はまだ大学生だが、近い将来社会人になるので、その要領よくこなすことは必ず活きてくると思う。

短時間で最上の接客をするという意識をもって働けたことです。アパレル店のように長い時間接客することも営業として大切なことだが、短時間の接客は第一印象勝負となってくる。私の知り合いから「第一印象に二度目はない」という言葉を聞き、当たり前だと感じつつも、大事な原則だと思いました。話す数秒でお店のイメージをその人が決めるのであるから、アルバイトといっても責任は想像以上のものだと今なら思える。また少しの気遣いで相手が喜んでくださることも私にとってやりがいだった。

改善点として1.想像以上に通いづらかった、2.働きが単調と感じる、の2つを挙げたいと思う。立地については改善できないかもしれないが、私の働いていた店はアウトレットモールのすぐ近くであり、よく渋滞している。自転車で15分の距離なので、基本は自転車で通勤していた。しかしながら雨の日に自転車は乗る気になれず、渋滞の中車で行っていた。なので自転車の時よりも20分くらい早く出る時もあった。もちろん日によって渋滞状況は違う。その辺がすごいリスキーと感じた。実は車通勤で申請し、ガソリン費だけ貰っていたのは内緒。次に働きの単調さについてだが、基本的にはルーティンワークである。接客といってもお客さんを席に案内する、サイドメニューを持っていく、席の片付けが主な仕事内容である。それを速いスピードで行うので、最初は大変だと感じるが、慣れるともの足りなさを感じる。しかし他にやる事を増やすことが出来ない。以前に勤めていた酒屋では、フォークリフトの操作から包装、発注など、レジだけから多くの仕事が出来るようになった。給料はイマイチだったが、楽しかった。しかしここは楽しさの上で物足りなさを感じる。