よく通っていた服屋さんで求人募集があったので、挑戦しました。はじめてのバイトだったので、正直あまり深く考えていませんでしたが、接客していただいた店員さん(後に店長さんと判明)の対応が素晴らしかったので応募しました。

バイトは学生さんが多く、シフトの融通がききました。
ただ、学生さんが多いため、学祭時期やテスト期間はシフトが埋まらず、時々電話がかかってきました。
仕事内容自体は、お客様とコミュニケーションをとることも楽しかったですし、自分の頑張りが売上に直結する仕事だったので、大変やりがいがありました。
八百屋さんの店長さん、スキーのインストラクターさん、お医者さん、サラリーマンの方など、普段お話する機会のない年齢、お仕事の方とお話できて楽しかったです。
販売促進のための接客、声かけだけでなく、レジ打ちや閉店、開店作業も業務の1貫で、今後違うアルバイトをする上でも役に立つスキルが身につきました。
いいところの方がいい職場でしたが、個人的にどうしても合わないと感じたところは、飲み会が多いこととアルバイトの入れ替わりが激しいことです。
月１回は何かしらの名目(歓迎会、送別会、新年会、忘年会など)で必ず飲み会があり、毎月三千円自腹で払っていたため、入る日数も少なく、稼ぎの少なかった自分にとっては少ししんどかったです。また、アルバイトの入れ替わりが激しく、お客様に話しかけたりするのがしんどかったり、1日中立ち仕事だったりと、合わない人は一週間もたたないうちに辞められていました。

売上目標が1人ずつに設けられていたので、超えるために接客をがんばれました。また、販売目標もマネージャーさんが、ちょっとがんばれば超えられる額をバイトの力量に応じて設定してくれたので、そこまで苦になりませんでした。
また、接客業なので、お客様とお話することが本当に楽しかったです。お洋服の話だけではなく、ご家族のお話や、お仕事のお話を聞くことができました。時々常連さんが自分の名前や顔を覚えてくださっていたことがあり、本当に嬉しかったです。

きちんと店長、マネージャー、社員同士でバイトの指導について連携がとれていなかったようにおもうことが多かったり、本人が言ったことを覚えていなかったようにおもいます。例えば、私には｢事務作業や丈直しも覚えて欲しい｣と1人の社員さんに言われたのですが、結局何ヶ月も教えてもらえず、自分から言っても、店の忙しい時期だから、と結局教えてもらえませんでした。
自分は接客も好きでしたが接客よりも事務作業の方が得意ではあったので、自分のできることを任せてもらえない寂しさ、不満がありました。接客自体は慣れが大きく関わってくる部分はあるのですがバイトに対する指導自体もバラバラで、統一していませんでした。マニュアルまでいくと接客しにくいですが、ある程度統一した制度はあった方がよかったのではないかとおもいます。