高校の求職活動でこの求人を見つけました。
このときは何をやりたいとか、夢もなくて
パソコンの資格を持っていたので事務の仕事ならできるかなと
思い最初は旅館の事務で応募しました。

でも、旅館の事務は英語が出来ないとダメと言われてしまったので
そこは諦めて、急いで探したのが旅館の仲居の仕事でした。
特に接客が好きとかはなかったのですが、
なんとなくでこの仕事を選びました。

ここの旅館は高校生を取るのは初めてだったので、
凄く可愛がってもらって働きやすかったです。
最初に他の系列店の同期と研修があって
意見交換もできるし接客の基本を学ぶことができたので
凄くしっかりしているなと思いました。

最初から残業時間が多くて倒れそうなくらい大変でした。
なのに給料は残業分が全然ついてなくてタイムカードも手書きなので
労働基準監督署がきてもごまかせるようにしてるんだなと思いました。

朝早くから、夜遅くまで仕事なので自由な時間がなく
好きな日に休むことができません。
休みも午後から次の日の午前中までが休みなので遠出することができません。
旅館の敷地内に寮があるので出かけるときも監視されてるようで、
結構辛かったです。

失敗談でいうと、部屋食の準備しているときに
廊下の角に料理をぶつけてひっくり返してしまったことがあります。
板場に謝って作り直してもらったこともあります。
怒られはしなかったけど、結構へこみました。

仲居の人は、部屋掃除もあって朝食の片づけを終えた後に
着替えをして掃除に入るので、早く終わらせないと
中抜けの時間も無くなってしまうので急いでやった結果
クレームが出てしまうこともありました。

結構ハードなスケジュールだったので、
掃除の人ぐらい雇ってほしいなと思いました。

最初は何んとなくで面接を受けて入社したけど、
仕事をしていくうちにお客様と話すのも楽しくて、
指名していただいたときは私の接客でまた来てくれたのかなと
思い、凄くうれしかったです。

また来るねとか言われて本当にまた来てくれると
本当にうれしくてこの仕事していてよかったな思いました。

孫のようにかわいがってくれたり、
日ごろの疲れを癒してもらえたらいいなと思って仕事をしているので
笑顔で帰ってもらえた時には凄くやりがいを感じます。

逆に、笑顔になってもらえないときもあるのでその時は反省しています。

従業員が少ないので、仲居への負担が凄く多いと思いました。
もう少し、事務の人たちに振り分けるか掃除だったら
掃除屋さんに頼んでほしいと思いました。
明らかに、仲居が月の残業１００時間に対して事務の人は半分以下は
ちょっとおかしいと思いました。

お客様の担当人数が多すぎて大変です。
多ければ多いほど急がなきゃいけないからミスも増えるし、
もっと人を増やしてほしいなと思いました。

福利厚生はしっかりしているのに、
残業時間に対して給料が少ないです。

休みも午後から次のひの午前中じゃ休んだ気がしないし、
遠出もできなし、実家にも帰れないので１日の休みにしてほしいなと思います。
もっと社員の休みもたまには聞いてほしいと思います。
社員の言葉にも耳を傾けてほしいなと思います。