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周りから憧れるバスガイド。辛いこともあるがやりがいもある。

  • 投稿日 : 2017-06-01
  • 投稿者 : れみさん(30代女性)

総合評価

  • 3.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

高校3年生の時に、就職活動中にこのお仕事を見付けました。地元は長崎でしたが、どうせ働くなら東京でと思い、寮付きの職場を探していました。その中でバスガイドが目につき、何社かある中で「東京ヤサカ観光バス」を選びました。
高校での就職活動なので、色んな会社や企業の資料やパンフレットがあり、それを見て決めました。

面接時に思った事や感じたことを教えてください

面接は二部に別れておりました。本社で行う東地区と、福岡で行う西地区と行われました。
まず本社で行う東地区を終えてからの西地区だったので、ある程度東地区は決まっていました。なので西地区は不利だなぁと思いました。
私は交通の便が悪いとこだったので、前日から福岡入りしてました。もちろん面接での交通費やホテル代は会社持ちだったので、大きい会社なんだなぁ~とそこでも会社の安心さを感じました。
試験は、作文、漢字の読み書き、地理、暗記力、朗読、歌と沢山ありました。
面接で私は名前順で最後の方でしたが、新幹線の時間があったので少し早めて頂くようにお願いしました。
3人ずつの面接で、隣の人は「東京のバスガール」とか歌ってました。しかし面接官に途中で止められていました。私も無理かなぁ~とは思いましたが、手話を用いて歌を歌ったところ、最後まで歌うことができました。

口コミ・体験談

同期32人が入社し、3ヶ月間は見習い期間でした。その間はずっと勉強していました。毎日の発生練習に、研修バスでゆられたり、ノートをまとめたり、色んな人の話を聞いたりし、寮では先輩のダメ出しに相部屋での生活だったので、この3ヶ月間で辞めていく人もいました。
しかし制服や教科書等も会社が支給してくれているので、その期間中に辞めた人は10万円を払わなければいけませんでした。
3カ月後に試験があり、それをクリアしていよいよバスガイドとしての仕事が始まります。
それからも勉強は常に毎日しました。朝早く夜遅いので体も精神的にも疲れたときもあります。それに耐えられなくなった人はどんどん辞めていきました。
その他にも寮生活が嫌で辞めていくものもいましたし、上下関係や人間関係が嫌で辞めていくものもいました。
最初の寮は門限が22:00までで、外泊は月に2回までという若者には耐えられないような決まりがありました。
またやはり上下関係はかなり厳しかったです。例えば後輩から挨拶はする。後輩が先に行ってバスの掃除をする、先輩の準備を手伝う、部屋の中に入るのは先輩からとかいちいち「失礼します」という言葉も言わなければいけませんでした。要するにここで気が利かないようでは、お客様の前でも気が利けないということでしょうが…
なのでそれに耐えきれず、1・2年で半分の人は辞めていきます。しかしここの会社は勤続2年でグアム旅行や、勤続3年でハワイ旅行等のご褒美もありました。
その他に年に2回社員旅行がありました。1・2年目の頃は先輩や上司に気を使うだけで苦痛でしたが、それを過ぎると楽しくて楽しくて仕方がありせんでした。
なので地獄のような1・2年を耐えれば、生活リズムも整い、上下関係も落ち着いてくるので楽しい現場になっていきました。

やりがいを感じたところ

私はどんな所でも必ず勉強をしていきました。
それはせっかくの旅行で、バスガイドとしての私が答えられないのも悔しいですし、お客様も残念に思うだろうなと思っていたからです。
時には一睡もできずに仕事に出たこともあります。そんな時にお客様に「今日は楽しかった」や「今日は勉強になった」とかお誉めの言葉を頂くと、勉強してきて良かったといつも思います。
また、お手紙を頂いたりします。何故か自分が仕事に自信が無くなったりした時に届いたりしますが、それを看ると「よし!また、頑張ろう」という気持ちになります。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

私はバスガイドという仕事をやりながら、1つのことを胸にずっと言い聞かせていました。それは自分がこの仕事に慣れないことです。慣れてくるとまたここかぁ~とかここに行ってもなぁ~とか思い、なあなあになってしいます。なので「このお客様にとっては最後の旅行かもしれない」と言い聞かせながら、旅行慣れしないように気を付けていました。
若かった頃の私はただ説明だけをしていました。ある時、ドライバーに「説明は上手だけど説明し過ぎ」と言われてしまいました。そこでお客様は説明だけを求めているのではないと気付きました。バスガイドは説明できて当たり前!説明したくてもお客様は今、それを求めているわけではない!と、気付かされたのです。
それからはお客様第一優先で考えるようになりました。
例えば幹事様や先生が事前に色々と準備をしてきているかもしれないので、必ず説明をする前に「車内はいかがなさいますか?周りのご案内をしてもいいですか?」と必ず聞いてから、案内をするようになりました。
後は臨機応変にやりました。例えば、朝早い出発の時やお食事の後は、眠い人が多いので案内をやめたり、バスの中でお弁当の時は、私が真ん中に立つと前のお客様が食べづらいだろうと思い下がってみたり、温かいお茶を入れたりと、私なりに考えて行動できるようになりました。


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