毎年年末になると新聞に挟んである求人チラシがあります、期間限定ですが郵便局でのアルバイトです。
ふと、小学生の時に行った社会科見学を思い出しこの面接に受かれば仕事をする側を体験できるのではないか、そう思い面接に行きました。

私にとって初めて仕事をする、と言う経験でした
私が働かせて頂いた当時は付近に住んでいる人なら一度はここでアルバイトを経験する、そんな認識も在るくらいで親も安心して許可をくれました。

作業自体は当然では有りますが単純ですが決して楽ではない作業でした、立ちっぱなしで住所録とにらめっこしながら一件の家毎に年賀状をひとまとめにしていきます
最初の内はまとめた束が置いてあるラックを女性でも動かせるのですが次第に重くなり従業員さんに頼まなくては動かせなく成ります
ですが年末の忙しい時期ですから、従業員さんも忙しく机に向かって作業されています、なので話しかけてお願いするタイミングを見計らうのも一苦労でした。
更に毎日同じ場所で作業が出来るわけではなく時に別の作業が遅れている場所での作業も頼まれる事も有り、作業の細かな違いを覚える事も要求されるので辛い時も少なからず有りました。
作業時間は基本は午後2時頃から6時頃で終了するのですが作業が進んでいるかどうかで残業を頼まれることも有りました、8時頃に母に迎えを頼んだ事が在るのを覚えています。
お給料は振込式でこの時に通帳を作成し同時に使い方も憶える事が出来ました。
働くという事についての基本的な全ての事を教えて頂いたような気がします、親御さんが安心して子供に最初のアルバイトとして進める理由もうなずけます。
とても良い経験をさせて頂いた事とても感謝しています。

改善箇所は無いと思います。
良かった点ですが、従業員さんが気さくで頼み事をとてもしやすかった事、しっかりとした休憩時間も有り立ち仕事でしたが苦ではなかった事
責任をもって仕事に励み頑張ろうと思える暖かい場所でした。