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辞めたいと思った時に上司に相談できない仕事は辞めた方がいい

  • 投稿日 : 2018-08-14
  • 投稿者 : 銀さんさん(20代女性)

総合評価

  • 1.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

映像関連の専門学校に通っていたこともあり、学校からの紹介で映像業界の会社に面接を受けることになりました。どんな映像が作りたいというようなこだわりは何もなく、何となく専門学校に通っていたので、就職する企業に関しても何の映像を作っているかは気にせず、学校から紹介された企業を受けることになりました。遊技機の映像を作っている会社だったので、学校からは親からの理解は大丈夫かと聞かれましたが、親もそういうところにはこだわりがなく、結局その企業から内定をもらい就職することになりました。また、あまり堅苦しいイメージの会社には就職したくなかったこともあり、遊技機業界のように全員が私服で作業しているような業界は私には合っているのかなと思いました。ラフな感じで好感を持ちました。

面接時に思った事や感じたことを教えてください

面接時に面接官として出てきた後の上司はとても個性的な方で、堅苦しさは微塵も感じませんでした。面接を受ける前は圧迫面接の話や、友達から他の企業の面接の話を聞いていたこともあり、とても緊張していました。何を聞かれるかも分からず、突然実技面接が始まるところもあるということも聞いていたので、すごく怖かったです。ですが、私が就職した企業は必要最低限のことしか聞かれず、また自分の作品をその場でモニターで見たのですが、あまり酷評を言われることもなくすごく親しみ深い雰囲気でした。もちろん印象を良くするために意識的に笑っていたのもありますが、終始笑顔で終わったような気がします。私は堅苦しい企業に入るのは嫌だったので、そのような雰囲気の面接でとても働きたいなと思いました。

口コミ・体験談

上記の質問のような経緯で入った企業でしたが、入ってみると内情は騒然としたもので、確実に企業選びを間違えたなという印象しかありません。今となっては、そこから転職をしたので言える話ですが、絵に描いたようなブラック企業でした。まず、仕事面に関してです。入ってすぐに実戦に出され失敗するのが当たり前なのにフォローも確認も何もなくクライアントに提出。戻しが入ればすごく怒られ責任を取れるのかと言われる。仕事を教えもしないくせに新人も先輩も関係のないような扱いをされ、給料には差があるという実情。不満も募り、月に1人は退職者が出ていました。そして、上司は飲みに行くのが好きで、週に3回くらいは飲みに誘われます。断れば機嫌が悪くなり、付き合いが悪い人からいじめのターゲットにされます。同じものを提出しても、普通の人ならOKなのにターゲットにされている人だと怒られ修正が入ることがしばしばでした。如何にしてターゲットにならないようにするかに皆気を揉んでいました。飲みに行ったところで上司が多く払ってくれるようなこともなく、新人は給料が少ないのにお金がなくなっていくばかりでした。そこでの会話もほぼ上司から発せられる従業員の愚痴です。一緒に戦っている仲間の愚痴など聞きたくないし、きっと自分のいない場所では同じように自分も言われているのだろうと思うと、とてつもなくストレスでした。実際に、他の従業員から自分のことを言われていたという話も聞かされていました。そして法的にまずいのではないかと思ったのがセクハラです。遊技機業界は基本的に女性が少ないこともあり、その企業は人の入れ替わりが激しい中、平均的に2?3人しか女性がいなかったのですが、私もよくセクハラを受けていました。触られたりということはなかったですが、日常的に下着の色を聞かれたり、彼氏と性行為をする時の詳細を聞かれたりして、答えなければまた機嫌が悪くなりいじめのターゲットにされるのではないかという感じでした。答えざるをえなかったのです。慣れてくると不思議なもので嫌だという気持ちが薄れていくのですが、今改めて思えば気持ち悪い話です。労働基準法的なところで言えば、残業時間は月100時間をゆうに超えており、残業代は一切支払われません。基本的に土日休みなのに、土日に出勤しても代休は一切ありません。有給を使おうものなら文句を言われ、また裏で悪口を言われるだけです。極め付けは給料日にお給料が支払われない。それも会社の事情があり、前もって分かっていたことなら100歩譲ってまだ許せるのですが、給料日当日に会議室に全員集められ上司から真っ先に聞かされたのが「今月まだ給料入ってないから」です。給料日当日にその事実を告げられ、謝罪もなくいつ入るのかも教えてもらえませんでした。実家に暮らしているならともかく、私は1人暮らしだったので家賃のこともあるし、とても不安でいっぱいでした。遅れてから支払われたので未払いということはなかったのですが、そんなことが何ヶ月も続き、さすがにこの会社にいては生活もままならないと思いました。色々調べたら人材を求めている会社は他にも色々あるし、何もここに固執することはないのかなと思い、2年弱で退職を決めました。私が働いている2年弱の間で、20人近くの人が辞めていきました。私が辞めた後のその企業の従業員数は10人も残っていませんでした。その上司だけが元凶だったということが唯一の救いで、他の従業員の気持ちは一つになっており、どうにかしてその上司に負けるなという一致団結感が心の支えになっていました。共に戦ってくれた同僚がいなければ、2年弱も勤務を続けられていなかったと思います。

やりがいを感じたところ

映像業界なので、やはり自分が作った映像が世に出たときは、ここまでやってきて良かったなと思いました。同じ機種の遊技機の映像を2年作り続けて、やっと実機化された試打会に招待され、実際に自分が作った映像で人々が遊戯しているところを間近に見ました。評判も良く、これが全国に出回るんだなと思うと、やってきて良かったなと思いました。それまでは他人にどんな仕事をしてるのか聞かれても成果がなかったので、あまり胸を張って答えられなかったのですが、そこからは自分が作ったものを言うことで、自信を持てるようになりました。その後に作る映像もいつか世に出て全国の人の目に止まるのだなと思うと、責任感を持って作成しようという前向きな気持ちになることができました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

自分からの目線では、そんな違法的な企業には入るべきではなかったというのが1番です。最後には精神的にも少しやられてしまっていたので、ひどくなる前に辞めて正解だったと思います。今後は社内の雰囲気はもちろん離職率が明らかに数字に出ているところなので、そこに注意したいと思います。企業を選んだ時点で失敗だったということもあることを知りました。自分が如何にその会社で頑張れるかということではないこともあると知りました。会社的にはもっと法に準じた態勢を取る、ということと従業員の不満やストレスを相談できる窓口を作るということをしないと今後も人は定着せず入っては辞めていくばかりだと思います。全て1人の上司の独裁のせいで、このようなことになっているのは明らかだったので、その上司の暴走を止められるような仕組みが確実に必要だったと思います。その上の立場だったのが社長だけだったのですが、社長はあまり会社にいないこともあり、社内の実情を把握していませんでした。何度か相談したものの、社長はかなり楽観的だったこともあり解決に繋がらなかったのも問題だと思います。もっと誰かに相談すれば少しでも解決に繋がるというシステムを作るべきだと思います。


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