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初めてのアルバイトはファースフード!働きやすいバイトは上司で決まる

  • 投稿日 : 2018-08-14
  • 投稿者 : ちたみちゃんさん(30代女性)

総合評価

  • 5.00
  • 充実感

  • 待遇度

  • 自由度

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この仕事を選んだ理由やキッカケ

anという求人雑誌をみて、自宅から通える範囲であることと、飲食に関わる仕事がしたいと思ってアルバイト先を探しました。

その中で、ファーストフード業は「ザ・バイト」ということから制服へのあこがれもあり、興味をもちました。

ファーストフードの中でもロッテリアは若干マイナーで店舗がなかなか無いところもあり、逆に特別なイメージをもっていました。

時給は安かったのですが、コンビニほどではく、学生時代でしたので時間が夕方から夜まででも可能なところが、一番の魅力でした。

土日祝日は必ず1日以上出勤することがその代わりの条件となっていましたが、土日祝日は稼ぎ時でもあるから、それが条件に合っていました。

駅に近いところも便利が良く、周りにたくさんのお店があることから立地に対しても不満がないことから、決めました。

面接時に思った事や感じたことを教えてください

面接依頼の電話は、店長がでてくださいまして、非常にハキハキした明るい印象を覚えました。

面接当日は、店長が不在であり、次席であるマネージャーが対応してくださいました。

マネージャーは難しそうな顔をした方でしたが、話してみると非常にフランクで肩の力が抜けるほど話しやすい方でした。

電話の時点で店長からほぼ採用の指示をうけていたようで、マネージャーからの質問は店舗の説明をしたうえで、「実際このお店で働けると思う?」というものでした。

実際の店舗のバックヤードで面接を行っておりましたが、時間帯がお客様が多い時間ではなかったため、穏やかな印象を持ったことを覚えております。

本当に狭い店舗で驚きましたが、従業員同士の距離の近さを感じました。

口コミ・体験談

ハキハキした店長は、人の好みがはっきりしており、それをはっきりと態度に示す人でした。

なので、やる気の感じられない従業員は容赦なく辞めていき、残った従業員は意識の高い、忍耐力の強い人となりましたので、かなり結束力の高い集まりになりました。

働いてみると、ランチタイムは戦争のようで、文字通り目の回るような忙しさでした。

行列をなすお客様の特徴を一人一人瞬時に覚えて、お席のご案内から、忘れ物をもって追いかけたり、店長の頭の回転には目を見張るものがありました。

一時期、夜学の高校生のたまり場になってしまったことがあり、その時は店内の空気が悪くなり、灰皿が曲げられてしまったり、その他のお客様が激減したりしました。

店内で騒ぎすぎる際には注意し、客あしらいというものを覚えました。

それも一時でひと月もすれば通常にもどりましたが、困った常連客というのは、年に数人かわるがわる現れるものです。

異物混入のクレームをちょうだいして、ガラの悪い人の事務所に連れ込まれそうになったり、店内で暴れだしそうな方をしずめたり、店前で粗相をしてしまうおばあさんなど、こまったお客様の対応というのは、自分の人生においてもかなり刺激的な経験となりました。

半面、心あたたまる思いをするのも、接客業の良いところで、小学生らしい姉弟で買い物にきて、ポテト一つを注文し、フレーバーでケンカを始めてしまうとこなどは、ほっこりしながら成り行きを見つめました。

また、小学校4年生くらいの男の子が、一人で買い物に来てください、カウンターに無理して肩ひじをのせて、「ジュースと、ポテトと・・・あと、スマイルひとつ」

と決めてくれた時には、本当に心から微笑めたものです。

店のすぐ横が周囲のお店一体のゴミ置き場となっているのですが、学校の用具入れのような頑丈な扉をあけて、1日の最後にごみを捨てに行きます。

その扉を開けるのがとても緊張感が走るのですが、中で待ち受けている住居不定の方々がいらっしゃるのです。

ガラッと扉を開けると「いらっしゃーい」と初めていわれたときには、心臓が飛び出るほど驚きました。

駅に近いことから、昼間のサラリーマンさんはかなり殺気だったものがあり、オーダーがストックがないと5分ほど調理に時間がかかることから間に合うかどうかの瀬戸際では、常にハラハラさせられました。

実際間に合わなかったときも何度かありましたので、反省し時間をしっかり把握しお伝えするよう気を付けなければなりません。

あとは、日本語が全く通じない方のご来店は、非常に大変でしたが楽しくもありました。

韓国・中国系の方であれば、文字で書いていただければたいていの意味は通じることも、勉強になりました。

難しいのは、サリーをお召の方々で、英語も発音が独特で、当然私の英語の発音も通じず、宗教上に理由から食べられないものもあることから、オーダーに注意点があり、それをくみ取るのにボディーランゲージや、店内のものを指さしたりあらゆる手段を使って、コミュニケーションをはかりました。

また、ご高齢の方は表現が違うときもあり、標準語でいうとなんのことかをかみぐだく推察力も必要となりました。

子連れの親子のお友達通しのときには、親御さん同士が仲良すぎると、会話に夢中になるあまり、お子様への対応がおざなりになるときがあります。

そういうとき、子供たちは好き勝手なことをし始めてしがいがちで、ほかのお客様のご迷惑になることもありました。

当然注意はさせていただきますが、子育てにおいては親がしっかり子供の反応に、応答することが必要なのだなぁと、学ぶこともありました。

店前の掃除も当然担当となりますが、日本人のタバコのポイ捨ての多さはがっかりするほどでした。

やりがいを感じたところ

新商品がでるたびに、終電が終わって駅のシャッターが閉まっても、店長と一緒に新商品の売り出し方法を考えていたときは、本当に楽しかったです。

例えば、ガラスに貼るPOPを色画用紙で手作りしたり、レジ横に目を引くようなPOPを、紙粘土で手作りしたり。

制服の上から、小物を用意してバッチにしたり、エプロンにしたり、かぶりものをかぶってみたり。

とにかく新商品がお客様の目にとまるようなアイデアを出し続け、それを形にすること自体が非常にやりがいを感じました。

そんな工夫を凝らしていると、新商品の店舗規模別の売れ高ランキングで、担当店舗が全国1位になったときには、従業員みんなで打ち上げに花火大会をやったりして一丸となって目標に向かい、それを達成した喜びを共有できたことは、非常にやりがいに感じました。

こうだったらもっと良かった!と思うところ

店長の性格によるところが大きいのですが、一度ダメだと思った人に対して、虫けらのように扱うところがあり、それを見るのはつらいところがありました。

また従業員側も、面接の時と働き始めてからとでは、言ってることとやってることが違う方も往々にしてあり、それはいただけないなと思いました。

店長はとかく、切れ者でしたので、切れ味の悪い次席が入ってくると、店内の空気はピリピリとしたものになりました。

そのため、社員の入れ替わりは非常に激しかったように思います。

店長の性格により、残った従業員同士の結束が強まるところもありますが、もう少しほめて伸ばすような技量があると、ますます良い店舗になってのではないかと思います。

あとは、採用の難しさを感じました。面接を受けるときにはわからなかったけど、入社して1日で何物にもなりそうもない方もいらっしゃいます。

また、社員として10年以上働いていて、立ち回りうまく働いてはいるけど、売上・利益などに何も貢献できない方もいらっしゃいます。

採用する側の見る目と、採用したものを立て直し、教育する力がもう少しあると、人員の入れ替わり自体を減らすことができます。

店舗にとって、スペシャリストが増えたほうがいいに越したことはないので、こと人員に関しては回転率を低くすることをもう少し意識できると良かったと思います。


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