【漫画 ハチミツとクローバー】最終回10巻ネタバレ感想！無料で読めるの？

〜「ハチミツとクローバー」の最終回10巻のあらすじ〜

はぐみは人生で最大の絶望を味わいます。

しかし、再び絵を描きたいと闘志を燃やし、はぐみは必死にリハビリに取り組みます。

それを支える森田、竹本、花本はそれぞれの行動に出ます。

全てははぐみへの想いから来る行動で、はぐみはその想いをどう受け止めるのでしょうか。

真山、リカ、山田、野宮、みんなそれぞれの環境から葛藤を抱えクライマックスへと向かいます。

はぐみが共に困難を乗り越えていく相手として最後に選ぶのは一体誰なのでしょうか。

〜「ハチミツとクローバー」の最終回10巻のあらすじここまで〜

〜「ハチミツとクローバー」の最終回10巻のネタバレここから〜

はぐみは浜美大の学園祭を控えた準備期間に不慮の事故に遭います。

突風により割れたガラス片がはぐみに降り注ぎはぐみは右手を負傷します。

病院で手術を受けるほどの大怪我となってしまい、手術は終わりましたが、右手の神経は断裂してしまっていました。

それによりはぐみの右手は動かなくなり、更には感覚までも失ってしまいました。

紙やすりと布の違いも分からないほど麻痺してしまった右手に、はぐみはもう絵が描けないと絶望します。

森田ははぐみのケガを真山から知らされます。

はぐみを心配する森田は病院へと駆けつけ、はぐみを病院から隠れ家へと連れ出しました。

そこで森田ははぐみへ絵が描けなくても一緒に居たいとの想いを告白します。

はぐみは森田からの申し入れを受け入れるかと思われましたが、森田の告白を断るのでした。

一方、竹本と花本は病院からはぐみが居なくなり探し回っていると夜中になっています。

はぐみが森田と居ると知ってからひとまず安心し、浜美へと戻ります。

花本は、竹本との会話の中ではぐみのリハビリを全力でサポートする為に、浜美を休職する事を告げました。

自分の持つ時間の全てをはぐみに捧げる覚悟です。

しかし、その事はまだはぐみにも伝えていません。

このままはぐみが森田との人生を歩む事を決意した時には、ひとり旅で世界を回ろうと思っています。

森田と過ごしているはぐみが自分の異変に気付きます。

手術した右手が腫れはじめてきました。

大きく動揺し病院に戻ろうとするはぐみを森田は引き止めます。

しかし、絵が描けなくなったら生きる価値がないと考えるはぐみは病院へと戻ります。

森田を見つけた花本は殴りかかります。

そしてはぐみに向かってずっと支えるということ、そして馨を見つけた時には自分の想いをきちんとぶつける様に諭されます。

そしてベッドで横になったはぐみの手を握る花本が居ます。

はぐみはそんな花本に対し、涙を浮かべながら絵を描きたい、それ以外の人生は自分には考えられないという気持ちを伝えます。

そしてはぐみは花本に、修ちゃんの人生を私にくださいと呟きました。

そして返せるかどうか分からないけど…とも。

その気持ちを汲んだ花本は申し入れを受け、返す必要はない全てやると、見返りを求めない覚悟でいる事を告げました。

シーンははぐみの回想となり、これまで安心して絵が描けていたのは、花本がずっとそばに居てくれたから、そしてそれはこれからも続くという事を実感しています。

竹本と森田は浜美で花本の帰りを待って飲み続けていましたが、遅くなっても花本は戻らず、寒さのあまりに目を覚ますと朝を迎えていました。

まだ早朝5時ですが、2人は河原に出て堤防の上で朝食を摂っています。

しかし、きっかけはふいな事でしたが、その後殴り合いに発展し、はぐみに振られてしまった物同士ウサを晴らしている様にも見えます。

すると、通りかかりの人々や犬たちに、青春だと羨望の眼差しが向けられている事に気が付き2人は我にかえります。

流石に冷静になった竹本と森田は気まずくなりその場を解散しました。

ようやく花本がはぐみの病院から浜美に戻ってきました。

そこに森田が大金を差し出してきます。

しかし花本はそこから一部だけを手にし、森田から今後の資金としてお金を借りるのでした。

そして森田は花本にはぐみの事が好きなのかと問いかけます。

すると花本は窓の外に向かって、「はぐみの事がああ好きさ、大好きだ」と大声で叫び、驚愕の事実が学校中に知れ渡る事になりました。

山田は花本がはぐみに愛情という形の感情を抱いていた事に驚いていました。

はぐみの事を可愛がっている事はよく知っていましたが、愛情という形だとは思っていなかった様子です。

真山はスペインから帰国しました。

いきなりの帰国だったので周囲を驚かせましたが、花本の近況を聞き、嬉しさで震えます。

花本とリカは無事にわかり合いました。

2人は抱き合いながら、リカがこれまでの経緯を話します。

これをきっかけに2人は前を向きはじめます。

真山は苦しむリカの姿を見て自分が支えようと決意します。

そしてリカも真山を受け入れ2人は共に仕事をしていくことになりました。

山田はまだ真山への気持ちを捨てきれません。

そんな状況を知る真山が以前勤めていた職場の野宮は、山田にアプローチします。

野宮は山田の心情を全て理解したうえで、それでもいいから一緒にいたいと伝えます。

山田は野宮にも惹かれはじめていた事から、全てを理解してくれる野宮と共に歩む事にします。

馨は復讐を果たした事から罪悪感を抱いていますが、森田と城山の配慮により救われる事になりました。

森田は馨にピータールーカスの所へ行く事も告白します。

竹本の旅立ちの日がやってきました。

新幹線のホームにはぐみの姿がありました。
列車が出発するギリギリではぐみは竹本に包みを渡します。

竹本は車内でその包みを開けます。

中身は蜂蜜と四つ葉のクローバーを挟んだ大きなサンドイッチで、はぐみが竹本に沢山の幸せが訪れます様にとクローバーを摘み作ったものでした。

その気持ちが伝わった竹本は涙を流しながらサンドイッチを手に、五年間の思い出にふけり、はぐみへの想いに後悔はなかったと改めて噛みしめるのでした。

〜「ハチミツとクローバー」の最終回10巻のネタバレここまで〜