「ダークナイト」、「インセプション」、「インターステラー」など数々のヒット作を生み出したクリストファー・ノーラン監督の最新作「TENET テネット」が、2020年9月18日日本でついに公開されます。これちょっとこの数字のアナグラムもあったりするのかもしれません。
CHRISTOPHER NOLAN
Movie theaters have gone dark. But movies don’t cease to be of value.
When this crisis passes, the need for collective human engagement, the need to live and love and laugh and cry together, will bemore powerful than ever.
We need what movies can offer us.
映画館は闇に包まれてしまった。だが、決して映画がその価値を失うことはない。
この危機を乗り越えた時、人々の集まりたいという想いや、共に生き、愛し、笑い、泣きたいという願いは、かつてないほど強くなるだろう。
映画館(映画そのもの)はそのすべてを、私たちにもらたしてくれる。
出典:ワシントン・ポスト紙(2020年3月21日)
こちらは監督クリストファー・ノーラン氏の言葉。
映画「TENET テネット」2020年9月18日公開
タイトル | TENET テネット |
公開年 | 2020年 |
製作国 | アメリカ |
ジャンル | SF |
公式サイト | https://wwws.warnerbros.co.jp/tenetmovie/index.html |
TENET テネットを見れるVOD
以下、TENETをネットで視聴できるVOD(ビデオオンデマンド)です。Amazonプライムビデオで見るのが最もお得ですが、他の作品も見たい場合にはU-NEXTの方がコスパは良くなります。dTVは配信期間が2月末までと短いので余裕を持って見れないかもしれません。
配信状況 | 月額料金 初回無料期間 |
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レンタル550円 2021年12月31日まで配信 |
1,980円(税抜) 31日間無料 |
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レンタル500円 2021年2月28日まで配信 |
400円(税抜) 31日間無料 |
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レンタル399円(30日間) 購入2500円 |
500円(税込) 30日間無料 |
以下のサービスを調査し、配信中のサービスのみを掲載しています。
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YouTube、TSUTAYA DISCUSなどでも視聴できます。
「TENET テネット」のあらすじ
大勢の観客でにぎわうウクライナのオペラハウスで、突如、テロが発生する。大量虐殺を阻止するため突入した特殊部隊に参加していた名もなき男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、仲間を救うため身代わりとなり、毒薬を飲まされ、昏睡状態に陥ってしまう。
しかし、その薬は鎮痛剤にすり替えられており、名もなき男は目を覚ます。そこにはフェイトと名乗る人物がいた。そして彼からあるミッションを告げられる。
ミッションの内容は、「未来から来る敵と戦い、世界を救う」というものだった。未来では、人や物が過去に移動することができる”時間の逆行”と呼ばれる装置が開発されており、未来からくる敵と戦い、第三次世界大戦を防いでほしいというのだ。
突如、巨大な任務を課せられた名もなき男は、任務を遂行し、世界を救うことができるのか!?
TENETのネタバレ・考察
執筆中。
TENETの感想・レビュー
見なきゃいけないでしょ!ということで、9月18日の13時ぐらいから場所は出張先の栃木県で見てきました!初回からいきなり爆発が起きたりと大変なストーリーになっていたのですが、なんというか深いというか見てよかったなという作品ではあります。
というのもあらすじでもあるようにテーマは「時間の逆行」みたいな話になってきて、大ボスがいるのですが、最後の戦いなんか逆行している人いるわ、普通にスピード過ごしている人いるわで、主人公もどっちがどっちなの?的な結構わけわからない状態になったりします汗そこらへんを映像で再現していたっていうのもすごい話です。
クリストファー・ノーラン監督の作品はいつも概念的に宇宙とか、次元とか、夢の中とか結構難しい概念になってくるのですが、今現在宇宙から何者かが地球に来ているのだとしたら、、、こういう話もあるんだろうな〜というような内容になってますm(__)m
といっても、宇宙的な要素は全くなく、今回は「時間軸」のお話になりますが、見てて深いというか、もう1、2度みないとよくわからないだろうな〜というのが初回の感想です。
作品的には「名もなき男」という主人公がジョン・デヴィッド・ワシントンになるのですが、実は彼はデンゼル・ワシントンさんの息子さんということで、大きな映画自体はこれが2,3本目ぐらいの中での主役。彼がCICなどのスパイなのですが、今回は「TENET」という謎の組織の仕事をこなすというような内容になっています。
そもそも「TENET」ってじゃあなんなの?っていうところなども解明はされないのですが、Wikipediaなどで掘っていくと過去の回文などの話になっていて、深い意味がありそうな内容になっています。
謎の組織の「TENET」の任務で、最大の敵であるセイターという人間と戦っていくのですが、このセイターがどういう人間で、どこから資金を得ていたのかなどもあまり解明はされないです。あとは相棒のニールという男性が、最後に未来の自分が依頼して助けてもらっていたというような回想があり、そこらへんはグッとくるシーンがありました。
また公開中にもう1度僕は見ると思うので、感想は追記していきます。概念的に興味ある人は映画館でぜひ!
「TENET テネット」の感想・レビュー

最初の第一印象は題名が不思議に思い観てみようと思いました。最初は“題名の意味を探してみよう”という興味本位で楽しんでいました。 しかし、そのような軽い気持ちも打ち砕かれてあっ!という間にクリスト・ファーノーラン監督の独特な世界観に引き込まれました。 また、この作品はアクションシーンがとてもド迫力でかつクリストファー・ノーラン監督の真骨頂といってもいいほど考察を呼ぶストーリーが見終わっても興奮が冷めることはなかったです。 また、見終わってもストーリーについての考察がとても楽しく余韻に浸れる作品でした。

クリストファーノーラン監督の新作ということで、久しぶりに映画館で鑑賞しました。 タイムスリップとは違う時間逆行という設定を活かしつつも、映画の前半は話がなかなか分かりづらくぐっと我慢していると、後半から点と点がわーっと繋がっていく面白さがありました。ただ内容は相変わらず難解なので、また何度か劇場に足を運んでもよし、ふわっと分からないということが分かったとか、あのシーンだけは自信があると軽く振り返って楽しむのもよしだと思います。

やはり難しかったです。ネタバレは極力避ける方ではありますが(誰しもがそうだとは思います)、今回は前もって見てからでもよかったのではと思いました。一回では全て理解するのが難しかったので、もう一回見に行く予定です。また見え方が変わってくると思いますので、それもこの映画の楽しみ方の一つかもしれません。 2度目ってストーリーも、展開も全部知っているのに面白いのって聞かれるかもしれませんが、映像は大変迫力があり、音楽を含め、とてもおしゃれだったので、飽きることなく楽しめる気がします。

時間の順行と逆行という概念を理解しないとこの映画を理解することはまず無理だと思った。主人公がそれを知るところから始まるので、視聴者と同じ目線で理解していくのが分かりやすい。戦闘シーンは基本的に時間の逆行と順行をうまく利用しながら行っているので、物理学の専門知識があればもっと楽しめる内容になっていると感じた。中盤くらいまでは混乱するが、最後の展開で全てが最初に繋がり、なるほど。と納得する。

時間軸を考えながら次々と起こっていく事件を乗り越えていく二時間半は、とても考えながら見ていたのであっという間でしたし様々な場面を楽しむことができました。終わりに向かっていくにつれて自分の中でスッキリすることが多かったです。二回、三回と見たくなる映画でした。

パラドックス系の、映画が好きで見ましたが、あまりにも複雑でややこしく内容が全然分かりませんでした。ここまで理解できない分からない映画は初めてで、途中で席を立とうかと思ったほどでした。もし見に行く予定があるかたは、事前にあらすじをしっかり見ていかれたほうがいいかもしれません。

めちゃめちゃ面白かった!と久々に興奮した作品です。一回観て完璧に理解しているとは到底思えないのですが、それでも面白いと言えます。笑 もう一回みたい!と何回も思うと思えるような作品です。これまでクリストファー・ノーラン監督の作品は、観ていればなんとなくその仕組みやルールがわかってくるのですが、今回はまったくそうは行きませんでした。わかる部分があっても圧倒的に混乱する部分が多いです。でも面白かったのでもう一回観に行きます。

気を抜いて観ているとストーリーが全く頭に入ってこない難解な映画です。はっきり言って観る人を選ぶ映画です。その代わり頭の中の記憶を紡いでストーリーが繋がった時目の前の靄がパアッと晴れた快感を覚えます。この映画にはスカイネットもT-800もサラ・コナーもジョン・コナーも出てきませんがクリストファー・ノーラン監督版ターミネーターと言って良いと思います。

エントロピーを逆転できるという奇想天外な未来技術をテーマにしていて、細かいことは一度ではとても理解不能ですが、主人公と相棒のバディ物としての楽しみにも満ちあふれているので、物理的、科学的な事柄がちんぷんかんぷんな人でも大丈夫です。映画内でも台詞として度々出てきますが「感じて」見ればいいと、作り手側からのサジェスチョン もありますし。細かいギャグやビックリする大物俳優のゲスト出演もあり、決して難解ではなく、ちょっと変わった娯楽大作映画という趣の作品です。

面白い!! 友人と観に行きましたが2人で時間軸や構想を考え話し合い、かなり盛り上がりました。 自分では気づかなかった仕掛けや考え方をお互いに伝え合えるこういった作品はとても貴重だと思います。 少々上映時間は長いですが、 一度も中だるみすることなくテンポよく終始ワクワクドキドキ楽しめました。 何度観ても楽しめる最高に面白い作品でした。 上映期間中にもう一度観に行こうと思います!

同監督作のインセプションを見た時にも映像にビックリしたけど、テネットはさらにそれを越える衝撃を受けました。 最初はスパイ映画のような派手なアクションに画面に引き込まれていたら、あれよあれよという間に複雑な世界に迷い込んでいきます。 主演の名もなき男のジョン・デヴィット・ワシントンの冷静に自分が入り込んだ世界を解き明かしていこうとする姿やその相棒のニール役のロバート・パティンソンの友情。幼い息子を守ろうとする母親キャットのエリザベス・デヴィッキの美しさと強さにも目を惹かれます。 スパイアクションや謎解き、SFが好きな人は楽しめる映画だと思います。
「TENET テネット」のキャスト
- 名もなき男:ジョン・デヴィッド・ワシントン
- ニール:ロバート・パティンソン
- アンドレイ・セイター:ケネス・ブラナー
- キャット:エリザベス・デビッキ
- マイケル・クロズビー卿:マイケル・ケイン
IMAX 4D上映されていた映画館
TENETは「ダークナイト」などと同じようにIMAX 4D上映されます。TENETがそもそも世界7カ国(ロケ地はエストニア、スペイン、デンマーク、イタリア、韓国、ノルウェイ、イギリス、ドイツ、ロシア、フランス、オーストラリア&ニュージーランド、日本の12カ国)でIMAXカメラで撮影されているため、その迫力は従来の映画とは桁違いであるとも言われています。
出典:https://wwws.warnerbros.co.jp/tenetmovie/news.html?id=20200826001
IMAXとは
IMAX DMR®(デジタルリマスタリング)加工にて映像とサウンドの高品質化を行ったもの。70mm/15パーフォレーションのフィルムを使用するIMAXフィルムカメラなど専門のカメラでの撮影が必要で、昨今の4K撮影などにも対応するか、それ以上の迫力、高画質を持つ映像として撮影可能です。IMAXの映像を見れるのは、専用の放送設備がある映画館だけ、または、高額な投資をして自身の自宅でIMAX施設を導入している方だけです。
クリストファー・ノーラン監督の過去作品をピックアップ
ダークナイト
(出典元:https://video.unext.jp/)
映画「バットマン ビギンズ」の続編にあたる作品で、2019年に公開された映画「ジョーカー」の主人公であるバットマンの宿敵・ジョーカーとの死闘が繰り広げられるストーリーで、シリアスな空気感とド派手なアクションシーンが楽しめる作品になっています。
各キャラクターも魅力的で、今でも映画ファンの中で人気なほどです。重たく暗いストーリー展開がメインとなりつつも、数々の工夫と仕掛けで最後まで楽しく見れる映画です。
インセプション
(出典元:https://video.unext.jp/)
2010年に公開されたレオナルド・ディカプリオ主演の映画。人の潜在意識に潜入し、相手のアイデアを奪う産業スパイとして暗躍していたコブが主人公で、人の脳内に「インセプション=アイディアの発端」を植え付けるという危険なミッションに挑むというストーリーです。
ストーリーはSF映画らしく複雑なものになっていて、伏線の張り方や展開も上手く、最後まで見逃すことのできないシーンの連続となっています。
アクションシーンもカッコよく、銃撃戦やカーチェイスのシーンは見ていて興奮するほどのクオリティ。難解で謎に満ちたラストシーンも話題になった映画です。
インターステラー
(出典元:https://video.unext.jp/)
2014年に公開されたSF映画。人類を救うための過酷なミッションに挑むことになった男の話で、家族愛も描かれている作品です。
劇的な環境の変化により地球の寿命が尽きかけてしまい、人類が生き残るために居住可能な惑星を探すというストーリーになっていて、過酷な任務に挑む父親と離れ離れになった娘や息子、妻との愛や絆も絡めながら描かれている感動作。主演はマシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイも意外に出てるってこと有名になりました(笑)