dTVはドコモが運営するVODサービスです。月額550円(税込)で動画が見放題という、とてもお得なサービスですが、よりお得に利用するには、ご自身のニーズとマッチしている必要があります。
しかし、そもそもdTVがどんな人がお得に利用できるかわからない!という声も多く聞かれます。

そこで当記事では、独自に利用者にアンケートを募り、その結果から本当にdTVをお得に利用できるユーザーをご紹介できれば、と考えました。
結果から申し上げると、dTVをお得に利用できるユーザーは以下の人となります。
- 浅く広くいろいろな動画を楽しみたい人
- オリジナル作品を見たい人
- 音楽が大好きな人
- ムービーコミックにハマる人
なぜこれらの人がdTVをお得に利用できるのか、アンケート結果と口コミからご紹介していきましょう。
dTVのアンケート分析結果

今回のアンケートでは、以下の項目について約500人を対象に調査しました。
- 知っているVODサービス
- 利用したことのあるVODサービス
- 利用したことのあるVODサービスでよかったもの
- よかったVODサービスの口コミと評価
これらの結果をまとめたところ、dTVのユーザー像が浮かび上がってきました。
それでは、一つずつご紹介していきます。
まず、アンケート対象約500人のdTVの認知率をご紹介します。

dTVの認知率は、約500人のうち61%、つまり3人に2人が知っている、という結果となりました。
huluやnetflixは80%を超えているので、認知率は決して高くないということがわかります。
筆者の予想ですが、dTVは今でもドコモユーザー限定と思われている傾向が非常に強く、それがこの結果に結びついてしまったのかな、と感じます。
確かにロゴがドコモのロゴと非常に似ているため、ドコモユーザーしか使えない感はなんとなく受け止められます。
ドコモの人しか使えないVODでしょ?じゃあ興味ないかな…とユーザーが遠ざかっている気がします。
続いて、アンケート回答者の中のdTVユーザーの数を見てみましょう。

回答者約500人のうち、利用していると答えた方は、11%でした。
次にdTVを認知している方のうち、利用していると答えた「認知者利用率」もご紹介します。

認知者利用率は17%となりました。dTVというサービスを知っており、利用している人は約5人に1人という結果となりました。

ほかのVODサービスに押されているという印象です。同月額帯のアマゾンプライムビデオは認知者利用率が50%だったので、もう少し頑張ってほしいところですね。
次にdTVを利用している方の年代をご紹介します。

突出して30代が多いというのは、どのVODサービスも同じです。
dTVが特異な点は、40代の利用者が多いというところです。アンケートから見られた結果では、VODサービスの利用者の2番目には、20代が多いという傾向がありました。
おそらくdTVがこのような結果となっているのは、下記の2点が理由として考えられます。
- 料金が低額で、ライトにVODサービスを利用するユーザーが多いこと
- dTVの独自サービスとしてカラオケサービスが見られるサービスがあるので、カラオケ世代に受けていること
詳細な年代を見てみます。

30代に次いで、40代が平均的に多いことがわかります。
続いて男女比を見てみましょう。

男女比では、半数以上が女性となっています。やはり家で気軽にVODサービスを楽しむ40代女性、あるいは、カラオケが好きな女性が多いと考えられます。
それでは、アンケート回答者の口コミと評価を見ていきましょう。
dTVの口コミをご紹介
アンケートに答えてもらった際、dTVが良いと答えたもらった方に、使用感と5点満点での評価もしていただきました。それらの一部をご紹介したいと思います。

画像は綺麗だし、直ぐに好きなドラマや好きな映画を視聴出来るし、お仕事の休憩時間に使用出来る事でお仕事を頑張ろうと思えるので良いです。視聴するのに時間が掛かった事があったので、スムーズに使用出来るようにして頂きたいと思いました。

日本のドラマ・映画は豊富であるが海外作品に関しては取り扱いが少ない。加えて最新のドラマや映画に関してはレンタルで追加料金が別途必要なことは残念である。まれに特集でシリーズ物や同一監督作品の一挙見放題があるのはありがたい。日本のドラマ・映画は豊富であるが、海外作品に関しては取り扱いが少ない。

高画質で観たい時に観られる、場所に囚われずに観られること。連載もすぐ観られるので、レンタル中とかの待ちを考えなくていい。ネット環境に依存するため、外出先のモバイル端末での再生には若干不満がある。できればオフライン再生も機能として搭載して欲しい(基本機能として、オプション扱いでなく!)

正直、他のものをあまり見たことがないので比べられないが、dtvはいろいろなアーティストのライブ映像が観られて、正直dvdを買うまでいかないが気になるアーティストのライブ映像が視聴できたので、とてもよかった。

基本的な動画(有名作品など)が観られたら良いという考えだったので、月額料金が低額なdTVを利用しました。観たいと思っていたものはほぼありましたし、最初の一ヶ月間は無料で試せるので、継続するかどうかの判断も、そこで出来るのが良かったです。やはり他に比べると料金が低額なので、おすすめです。
dTVをお得に利用できる人とは

これらのアンケートのデータから、dTVを本当にお得に利用できる人は、以下に当てはまる方です。
- 浅く広くいろいろな動画を楽しみたい人
- オリジナル作品を見たい人
- 音楽が大好きな人
- ムービーコミックにハマる人
これらの詳細について解説していきます。
まずdTV利用者の口コミに多かった意見が、有名どころのドラマや映画は、とりあえず揃っているというものです。
一部のファンが好きな映画やあまり話題にならなかった作品など、マイナーなものは正直いって見放題には含まれていないものが多いのですが、誰もが見たくなる話題作はとりあえず揃っている、というのがdTVの強みです。
月額550円(税込)なので、話題作だけでも見られたら十分!という方は、dTVに大満足しているようです。
しかし、浅く広く…といっても、dTVの配信動画数は120,000本を超えています。

しかし、浅く広く…といっても、dTVの配信動画数は120,000本を超えています。
最新の話題作こそ多くはありませんが、過去の話題ドラマ・アニメはかなり広く取り揃えているので、人気どころの作品をバンバン見たい!という方は、dTVはかなりお得に利用できるでしょう。
dTVは旧BeeTVが配信していたオリジナル作品を配信していたり、dTVでも独自にオリジナルドラマを制作しています。
これから人気が出そうな俳優の卵や、人気映画のスピンオフなど、意外にも内容は充実しているので、ほかにない作品を楽しみたい方も、dTVをうまく活用できるでしょう。
dTVはVODの中でも音楽ジャンルに特化しているVODと言えます。アーティストのミュージックビデオはもちろん、ライブ映像が観られるものもあります。
カラオケ機能も付いているので、家でちょっと練習したい!という方にもぴったりです。カラオケの配信曲数は、7,000曲を超えているので、きっと歌いたい歌があるはずです。
音楽が好きで、とにかくライブ映像をたくさん見たい、ミュージックビデオをチェックしたい!と思っている方は、dTVはとてもお得に活用できると言えます。
dTVにはオリジナルコンテンツとして「ムービーコミック」といわれるサービスがあります。これはマンガを動画として配信し、声優さんがセリフを読みながら話を進めていってくれるというものです。
アニメとはまた違う、マンガならではの表現と、声優さんの演技が相まって、あらたなコンテンツとなりつつあります。寝ころびながらぼ~っとみられるのも良さの一つです。
期待していなかったけど、読んでみたら面白かった!という意見もあります。
dTVオリジナルコンテンツであるムービーコミックにハマる方も、dTVをお得に使えると言えるでしょう。