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借金返済体験談

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    仕事のストレスであちこちで洋服や化粧品など買い物。
    遊興費や高級店での飲食代。
    後輩にも見栄を張っておごっていました。

    • 投稿日付 : 2017.01.16
    • 投稿者 : NO MORE 借金さん(39歳女性パート)

Q1. 借金をして良かったと思ったことを教えてください。

自分が稼いだお金ではないけれど、ひとまず手持ちのお金が増えることで安心できること。
仕事で稼いだお金は生活費、借金したお金は買い物代や遊興費に思う存分使えると思うと、仕事のストレスを忘れてとても楽しい気分になりました。
少し高いスーツを着て、少し高い食事をして、少し高いホテルに連泊して、エステに行って、という生活をすると自分が大人になったような気もしましたし、何故か仕事ができる女になった気もして「他の人とは違うんだ」と思って満足してました。

Q2. 借金をして後悔したことや、借金をしたことで失ったものを教えてください。

借金をして失ったのは信頼と誇りです。
結局多重債務となり、最終的に親にバレてしまい全額肩代わりしてもらいました。
いい年した大人なのにお金の管理もできず、親の期待や信頼を裏切ることとなりました。
また、自分自身の誇りも失いました。
仕事もプライベートも充実している風を装っていましたが、すべて虚構であり、誇りを持って真剣に頑張っていたころの自分を「無」にしてしまいました。
自分が積み重ねた借金を正面から突き付けられたとき、本当に情けなさ過ぎて涙も出ませんでした。

Q3. 借金の失敗談を教えてください。

自分の身の丈を超えて借金していたので、返済日には火の車でした。
まさに多重債務者となり自転車操業状態です。
その頃にはストレスで仕事を辞めていたので生活もままならなくなり、役所に税金や年金保険料の納付について相談しに行ってました。
それでも一度身についてしまった贅沢な生活は簡単に捨てることができなくて、さらに借金を重ねて落ちるところまで落ちて行きました。
取り立てなどはありませんでしたが、督促状がたまっていく恐怖は今でも忘れられません。

Q4. 借金中の人やこれから借金を考えている人に一言お願いします。

借金はしないに越したことはないです。感覚がどんどん麻痺して、抜け出すことができなくなります。生活が苦しくてどうしても、という場合にはまず役所に相談しましょう。何かしらの補助があるでしょうし、保険料や税金なども免除または軽減できるかもしれません。それでも、どうしても借金をするのであれば、借りる前に返済計画をしっかり立てて身の丈に合った借金をしてください。業者は借入の限度額を簡単にあげてくれますが、それに安易に乗ってはいけません。最低ラインの限度額に設定して、借りたお金は利息がもったいないのでさっさと返しましょう。とにかく、借りないことが一番です。
今現在借金中の人は、生活を見直してできるだけ早く完済しましょう。そしてその業者と縁を切ってください。業者はこちらが完済したら甘い話を持ってきますがそれに乗らないでください。私のように自転車操業になり、日々の生活もままならない状態になってしまったら、すぐに専門家(弁護士や司法書士)に相談しましょう。自治体主催の無料相談会もあるので、まずはそれを利用するのがよいと思います。実際に依頼するとなると報酬が発生しますが、「法テラス」という司法支援制度もありますのでこちらに相談してください。
一日も早く完済してリセットして、新しい人生を始めましょう。

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