探偵業界用語解説『放尾』『脱尾』とは - 2015.08.04(火)
業界内用語でも殆ど聞き慣れない言葉である『放尾』『脱尾』ですが、この言葉は恐らく実際に依頼をした人でも、まず聞いた事は無いかもしれません。
しかし、どちらも調査においては重要な作業でもあり、これを行うタイミングを間違えれば、調査そのものが失敗してしまう程シビアなものなのです。
『放尾』『脱尾』の意味とは?
『放尾』とは、なんらかの理由であえて尾行を中止する事を意味します。
『脱尾』も同様の意味を持ちますが、脱尾の場合は複数人で調査をしている際に、1〜数名の調査員を後ろに下げさせる際にも使われます。
放尾、脱尾の方法
放尾も脱尾も方法はシンプルで、単純に尾行を辞めるだけです。
この方法自体には何の難しさもありませんが、放尾行や脱尾をするタイミングは大変に難しいです。
まず問題なのが、尾行をどのタイミングで中止するかで、調査の成功率が大きく変わってしまう事です。
これには、相手の警戒行動をどうやって読み取るかが大きな鍵となってきますが、相手がどの程度警戒しているかを判断する事は、ベテランでも読み違える事があります。
また、調査対象者の行動だけではありません。尾行をする調査員の状態が悪かったり、依頼者から提供される情報によって尾行を中止しなければなりません。
放尾、脱尾をしなければどうなる?
放尾、脱尾の必要があるのにも関わらず調査を続行した場合には、最悪の結果を招く事となります。
最も多いのは『調査の発覚』であり、これは調査そのものの失敗を意味します。
次に多いのは『事故』で、これは自身やその他の調査員の状態を正確に把握できなかった為に起きます。現場で事故が起これば、それだけで調査が中止してしまう他、調査に使う車両や記事や貴重な人材を失う結果をもたらしてしまいます。
そして最悪の場合が、調査の発覚によって調査員と対象者の間にトラブルが発生してしまう事です。
もしもトラブルが発生してしまえば、調査員は顔を覚えられてしまう事となり、場合によっては警察などが介入してくる恐れもあります。
こうなれば、探偵社はその素状を明かす事になりますし、依頼者にとってはせっかくの依頼料が無駄になってしまうだけでなく、二度と浮気の証拠を掴むチャンスが無くなってしまう恐れもあります。
放尾・脱尾を上手く出来る探偵こそが本物
放尾・脱尾のタイミングを見誤らず、正確に行えるかどうかは、調査の成功率に大きく関わって来る要素です。
例えば、どんなに尾行の技術が優れていても、現在の科学力では人が透明人間になることはできませんので、尾行を行う以上、絶対に相手に姿を見られない探偵はこの世には居なません。
ではどの様にして姿を消すのかといえば、それには尾行そのものを一時的に中止し、他の人間と交代する『脱尾』か、調査を中止して様子を見る『放尾』しか無いのです。
これを上手く使い分ける事で、探偵はその姿を消たり、見えていても見えない(疑われない)様な高度な調査が初めて可能となるのです。
まとめ
一般の方が尾行をしたお話を聞いていると、結果を焦るあまりに、無理な尾行をして相手にバレてしまうケースが殆であると感じます。
実はこの辺りは探偵も同じで、失尾をせずに尾行をする事なら探偵であれば誰でも出来るもので、尾行の訓練の段階でも、見失わない尾行は誰もが早い段階で習得します。
しかし、『発覚を防ぐ技術』を覚えるためには何年も掛りますし、調査そのもの成否を分ける放尾や脱尾のタイミングを覚えるとなれば、並みの調査員であれば10年程度では足りないかもしれません。
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