鹿児島市の公共施設の管理などをされている法人なので、鹿児島市の歴史施設について調べていたらそこから公式ホームページがあり、事務員を募集していることを知りました。事務補助員とのことで、初めての事務職だったのですが挑戦してみようと思い応募しました。また、こちらの法人の管轄である歴史資料施設や資料館などにも非常に興味がありましたし、馴染みもあったので、ジャンルとしても自分が楽しんでやれるのではと思いました。また、友人がよそではありましたが事務補助員の経験者だったので、どのような感じか尋ねてみたところ職場によりますが、初めてでも周囲が丁寧に教えてくれるし指示もくれるので大丈夫と言われたのでやってみようと思いました。

とても感じの良い面接をして頂きました。私は今まで複数人での圧迫的な威圧感のある面接ばかりを経験してきていたので非常に驚きました。職員の方が、どのような仕事を今後お願いすることになります、というお話や福利厚生のお話などをひとつひとつ丁寧にしてくださいました。私が初めての事務職で経験もなかったため不安に思っていたのですがそれでも安心させてくださったのでとてもありがたかったです。面接の場なので、もちろん緊張はしていたのですが、職員の方々の暖かい態度やお話の仕方でとてもほっとしたことを覚えています。私の提出した履歴書を見ながらひとつひとつ質問をされました。緊張しながらもその返答と説明を交えながらの面接でした。

事務補助員のお仕事なので特に自分が先頭でなにかをする、ということはありません。初めての事務職のお仕事でもきっとやれるとおもいます。職員さんたちにお願いされたことをひとつひとつこなしていく、という感じです。慣れないことでもちゃんと説明をしてくださったので私は安心して毎日お仕事できました。初めての事務職の仕事がこちらで良かったなと思っています。また、公益財団法人のお仕事なので、公共施設や鹿児島市の公的なものととても密接なのも特徴かなとおもいます。今まで、一市民として利用してきた施設などを裏から支えている方々のお仕事を垣間見ることが出来たのがとても楽しかったですし、新鮮でした。なので、間違いなく他では出来ない経験が出来たのではないかなと思っています。また、私にとってこちらの職場の最大の魅力が人間関係の良さだったと思っています。職員さんたちみなさんがとても親切にしてくださいました。なにもかもが初めてのことで、ひどいときには今まで自分が使ったことのなかった初めて見るファイルの使い方から（お恥ずかしながら使い方がわからなかったのです）、コピー機の機能まで嫌な顔ひとつせずに教えてくださいました。そのおかげで最初はなにひとつ事務とは何をするのかすらわからなかった私のスキルを上げることが出来たと思います。また、慣れてくると自分でなにかできないかと、お仕事を探しながらお手伝いも出来るようになってきます。このとき、あくまで勝手に突っ走るのではなく必要なことをやってもいいだけする必要があるのが少し難しいところかなと思います。あくまで補助のお仕事なのでちょっとやりすぎたのは失敗だったな、ということもありました。それでもそっと優しく教えてくださったので本当にありがたかったです。
また、こちらでのお仕事というより事務補助員としてのお仕事の特徴なのかもしれませんが、主として自分だけが責任を追う、ということはありません。自分がした仕事に責任を負わない、ということではなくメインで自分がすることはほとんどない、ということです。なので、周りの職員さんたちの指示をちゃんと聞いてひとつずつやっていけば必ずできるので安心して毎日お仕事することができます。そのなかで、自分の事務のスキルも上がっていくのでとてもいい職場だと思います。
それと、福利厚生の良さも魅力的でした。フルタイムでのお仕事で、ちゃんとお休みがありますし、有給もつきます。また、健康保険や雇用保険にも加入させてくれるのでとても待遇がよいです。私は少し遠方だったので、通うのがちょっと遠かったのもあるのですが、それでも勤務地が鹿児島市の中心に位置しているのでだれでも通いやすく、便利なのではないかなと思います。
やりやすく、難しくないお仕事に、親切な職員さんに囲まれた職場環境、恵まれた福利厚生のお仕事でとても良いと思います。また、私のように初めてであってもしっかり教えてくださるのでいつのまにか事務のスキルを向上することもできる良い環境です。オフィスもとても綺麗ですし、優しい人たちに囲まれて楽しくお仕事することができます。また、普段は見ることができない公的な仕事ということで自分自身にぴりっとした責任感も感じることができますし、毎日が初めて見るもので新鮮で楽しいかと思います。
私のように事務や仕事に自信のない方でも挑戦してみたら良いのではないかなと思います。わたしはこちらの財団法人で働くことができて本当に良かったなと思っています。このときのおかげでいろいろなスキルが得られ、今はそれを活かして事務職をしています。初めての職場がこちらで本当に良かったです。

私は、公共施設のお仕事ということにとても新鮮さと責任感を覚えました。普段は一市民として利用してきた施設の管理などをされている財団法人なので、そういった裏の事務の仕事のひとつひとつが市民や観光客のために繋がっているのを感じました。事務補助員なので、メインではないのですが、それでもこの作業が繋がっていくのだなと私は責任を感じながら作業しました。単純作業であってもこういった一つ一つの作業が運営に関わるということが見えたのが良かったです。また、職員さんに指示されたお仕事を丁寧に熟すことで、周りの職員さんたちがみなさんとてもいい人なのでありがたいことにとても評価してくださるのも、やりがいを感じながら仕事できる理由の一つになっていました。

どうしても事務補助員のお仕事なので、自分がメインでなにかの企画や仕事をする、ということはありません。そのため、自分主体で何かおおきな仕事をしたいときや、より大きなお仕事を、と思っている向上心の高い方には合わないかもしれません。このお仕事で必要なのは、ちゃんと職員さんの指示を聴いて、その通りに事務作業をすることです。なので、ほとんど自分で何かを考える、ということはないのが多少物足りなく思うことがあります。また、あくまで補助員なのでどうしてもポジションとしてはアルバイト、という感じが拭えません。なので上司の方々や職員の方々が複雑なお話や、難しいお話をしていても一切の関わりは持てないのがちょっと寂しく思えてしまいます。正職員ではないのでそこはどうしようもない点ですし、納得の上ではあるのですが、ふと自分がもう少し責任ある仕事をしたいなと思ったときには物足りなさとさみしさを感じます。
慣れてきたときに、これ以上は自分の立場では踏み込んではいけないな、というラインが見えてしまうのはすこし悲しいかもしれません。
ただ、その立場であるが故に重い責任からは免除されているとも考えられるのでそこは気楽に初めてでも挑戦できるのは良い点です。