Gmailを独自ドメイン利用できる「G Suite」をサービス概要を紹介

巨大検索エンジンとして世界的に知名度が高い「Google」ですが、Googleが提供しているサービスの1つにフリーメールサービスである「Gmail」があります。

Gmailは、フリーメールでありながらスパムフィルタ機能が優れていることやクラウドベースであり、手元のパソコン以外にもスマートフォンやタブレット端末でメールの確認ができるなどセキュリティと利便性において大変優秀なフリーメールです。これらのメリットをビジネスで普段使用している独自ドメインのメールでも活用する方法があります。

Googleが提供しているグループウェアサービス「G Suite」を活用することで、Gmailの機能はそのままに独自ドメインでのメールのやり取りが可能になります。

Googleのグループウェアサービス「G Suite」

G Suite

G Suiteは、Googleが提供しているグループウェアサービスで、ビジネスで必要な「Googleスプレッドシート」などの各種アプリケーションや「Gmail」や「Googleカレンダー」、「ハングアウト」などのコミュニケーションツール、クラウドストレージ「Google Drive」などをパッケージ化して提供しており、ビジネスにおける業務効率を支援するサービスです。

G Suiteには、Gmailによるメール機能の他、Googleカレンダー、ビデオ通話サービスであるハングアウト、ストレージサービスのGoogle Drive、クラウドベースで利用可能な各種Officeアプリケーションが利用できます。

独自ドメインでGmailの送受信が可能！柔軟な働き方にも対応

G Suiteでは、独自ドメインを設定することで、Gmailを独自ドメインを使ってやり取りすることが可能になります。冒頭でも述べましたが、強力なスパムフィルタ機能などが標準で利用可能で、増加するスパムメールやなりすましメールの受信を低減できる他、近年叫ばれているランサムウェア（身代金要求型ウイルス）といった、メールによるウイルス被害の脅威を低減できると言えます。

また、通常のGmailと同様にメールはクラウドベースで管理されているため、オフィスのパソコン以外にも、外出先でのスマートフォンやタブレット端末などもモバイル端末からメールをチェックしたり、出張先など他の事業所のパソコンからも利用可能になります。

近年、「働き方改革」によって働き方の見直しが求められる中、メールチェックの為に帰社する必要性が減り直行直帰が可能になる他、在宅勤務など柔軟な働き方に対応できそうです。

従業員同士の共同作業の効率化やコミュニケーションの円滑に

G Suiteは、Google Driveが付帯しており、ご自身のパソコンだけではなく、ネットワークに繋がったパソコンやモバイル端末などあらゆる端末からアクセスして利用できます。加えて、他の従業員との共有や共同編集、ファイルのバージョン管理が可能で、並行作業が効率化すること、場所を問わず作業を進めることができるなど、業務の進め方の見直すこともできます。

Googleカレンダーでは、ご自身のスケジュール管理の他、他の従業員とスケジュールを共有できるため、相手の空き時間を確認することで、打ち合わせの設定などスケジュールの整合が容易になりコミュニケーションの円滑化につながります。さらに、会議室や備品などの予約機能も利用可能で、他人と重複する手間を削減できます。

料金はストレージ容量に応じて3プランを用意

G Suiteは、「Gmail」と「Google Drive」の容量に応じて、ベーシックプランとビジネスプラン、エンタープライズプランの3つのプランを用意しています。

ベーシックプランは、月額600円から1ユーザーあたり30GBまで利用可能です。ビジネスプランは月額1200円からデータ容量が無制限に利用できる他、利用状況の監査レポート機能といったセキュリティ機能が強化されています。エンタープライズプランは主に大企業向けとなっています。

独自ドメインの取得は大塚商会の「アルファメール」がお得！

G Suiteを利用するには、独自ドメインを取得しておく必要があります。既に、独自ドメインをお持ちであれば、G Suiteを申し込む際に独自ドメインの設定を行うだけですぐに利用可能です。

アルファメール

独自ドメインの取得を検討している場合は、国内の上場企業の97％が取得している「co.jp」を初め独自ドメインがお得に取得可能な大塚商会の「アルファメール」がおすすめです。

アルファメールでは、レンタルサーバーと同時契約という条件にはなりますが、通常では5,000円程度の取得費用と維持費が必要になる「co.jp」を含め、ドメインを取得する際の取得費用と維持費が完全に無料となります。「co.jp」は基本的に法人登記が必要となる信頼性が高いドメインではありますが、このドメインを無料で取得できるのはアルファメールのみとなります。

今回紹介した「G suite」ではメールを始めとしたグループウェアを活用し、アルファメールでのレンタルサーバーは自社サイトの運用に活用することで、組織における働き方の見直しを始め、ITに係るコスト削減につながると言えそうです。