「IPアドレス」と「URL」、「ドメイン」との3つの関係を徹底解説
- 2016.05.20
- ドメインについてのコラム
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普段何気なく、「IPアドレス」や「URL」、「ドメイン」といったキーワードを耳にします。インターネットをある程度利用されている方であれば、この2つのキーワードについて、何となくイメージできると思います。
しかし、「IPアドレス」や「URL」、「ドメイン」は厳密に何が違うのがと問われると、普段では2つの違いを意識する機会が無いために疑問に思ってしまいます。そこで今回は、「IPアドレス」や「URL」、「ドメイン」の違いについて詳しく調べてみました。
ネット上の住所は数字「IPアドレス」で表す
はじめに、WEBにアクセスする際に、URLを入力する、検索エンジンの結果よりリンクをクリックする、ブックマークより指定のWEBサイトにアクセスするといった様々な方法があります。
多くの場合、「http://」から始まる「URL」とリンクされていることによってWEBサイトにアクセスしています。この「URL」が住所としての役割を果たしていると考えられますが、実はWEBサイトにアクセスする際に参照される「住所」となるものは、数字で表した「IPアドレス」がその役目を果たしているのです。
IPアドレスは「104.162.245.XX」といった形で表記します。実際に「IPアドレス」をブラウザのアドレスバーに入力するだけでもWEBサイトにアクセスすることは可能です。
IPアドレスと言うと、皆さんが普段使用しているパソコンで「192.168.XX.XX」といった形式で表記されている数値を思い浮かべる方も多いかと思いますが、「192.168.XX.XX」で始まるIPアドレスは「ローカルIPアドレス」と言われるもので、家庭や社内同士といった身内のみで通信を行う際のアドレスです。
一方で、WEBサイトなどアクセスする際に使われている「IPアドレス」は「グローバルIPアドレス」と呼ばれるもので、世界中のネットワーク上でたった1つのアドレスが割り振られることで、どのネットワークからでもアクセスできるIPアドレスです。
「URL」はコンピューター言語を文字列に置き換えたもの
ネット上のアドレスは「IPアドレス」と呼ばれる数字で表すことが分かりましたが、数字だけだとコンピューターは理解できても人間にとっては覚えづらいというデメリットがあります。
そこで、数字を文字列として置き換えたものが「URL」です。「URL」は「Uniform Resource Locator」の略で、正確に言うと住所を示すための書式です。
数値を文字列に置き換えることによって、人間が覚えやすくなり、インターネットが快適に利用できます。
「ドメイン」はコンピューター言語から置き換える際の文字列
IPアドレスを「URL」として文字列に置き換える際に、置き換えたい文字列を決めたものが「ドメイン」の役割です。
自身がWEBサイトを公開したいと考えた場合、ドメイン業者より「ドメイン取得」する方が多いと思いますが、この「ドメイン取得」する作業は、IPアドレスをどの様な文字列に置き換えるのかを決める作業です。
WEBサイト名を覚えてもらえる様に、ドメインはサイト名と同等または関連付けたドメインを取得することが多いです。
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