独自ドメインでネットショップが運営できる4つのサービスを紹介
- 2017.08.04
- 技術コラム
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インターネットを誰もが当たり前に活用している今、買い物をするのにもインターネットで簡単に注文できることから、自宅などで気軽に買い物をする人も増えています。また、インターネットで買い物をする人が増えている中、自分でもネットショップを開いて商品を販売してみたいと考える方も増えています。
今回は独自ドメインでネットショップが運営できるサービスを紹介します。
ネットショップを展開するには「ドメイン」が重要に!
ネットショップを展開するのに重要となるのは、お店の看板としての役割も大きい「ドメイン」です。ネットショップを展開する方法は様々ですが、ネットショップをブランディングして知名度を上げ、売上を増やしていくためにもご自身が用意したドメインを活用できるサービスを使うことがポイントであるといえます。
独自ドメインとは、「こちら」の記事で詳しく解説していますが、ネットワーク上における住所に該当する文字列で、本来であればIPアドレスと同様に「104.162.245.XX」といったように、数値によって表記されていますが、人間が見てわかるように文字列に置き換えて表記しています。
文字列に置き換える際に、好みの文字列を設定することで独自ドメインとして活用できます。
サーバーを用意しECサイトを構築する
独自ドメインを活用してネットショップを展開する方法として、一番シンプルな方法としてご自身でサーバーを用意してECサイトを構築することです。ウェブサイトを構築するための時間とノウハウがあれば、多額のコストも不要で作成できます。
ただし、ご自身でゼロから作成するとしても、ネットショップは商品を並べて終わりではなく、注文代金を支払うための決済機能を導入したり、売上管理やマーケティングなどの管理も必要になり、これをゼロから全て構築するとなると大きな手間となります。
そこで、あらかじめネットショップの展開に特化したCMS(Contents Management System)を活用することで、サーバーにCMSをインストールすれば、商品の登録や決済機能、売上管理、マーケティングなどの各種機能が簡単に活用できます。
ネットショップに特化したCMSとして代表的なサービスとして「EC-CUBE」があります。同ツールは国内で開発されたツールであるため、日本語に対応している他、無料でサーバーにインストールしてすぐに活用できます。
決済機能や売上管理、マーケティングといった目に見える商品の登録だけではなく、代金回収や収益管理などお店の経営をサポートしてくれる機能が充実しているのが大きな特徴です。また、CMSは自由度が高いことから、自由にカスタマイズが可能で納得行くネットショップの構築ができます。
ホームページ作成サービスを活用する
ご自身でサーバーを用意せずに、簡単な操作ですぐにECサイトを作成したいと考えている場合、ホームページ作成ツールを活用する方法があります。
ホームページ作成ツールは、従来はパソコンに専用のソフトウェアをインストールして使うことが一般的でしたが、近年では高速通信技術が確立したことやHTML5などの技術が確立したことで、クラウド型のホームページ作成ツールが増えています。クラウド上で使用できるため、パソコンに専用ソフトウェアをインストールする必要もなく、ウェブブラウザがあれば、誰でも簡単にホームページの作成ができます。
クラウド型のホームページ作成ツールの代表的なサービスとして「Wix」や「Jimdo」などがあります。いずれも会員登録をするだけで、専門知識不要で簡単なマウスやキーボード操作のみで無料でホームページの作成ができます。
一方で、ECサイトを構築するにあたり、ご自身で用意した独自ドメインを活用するには有料会員になる必要があります。また、ECサイトの構築に特化したプランも用意されており、Wixの場合はeコマースプランとして月額1641円、jimdoはビジネスプランとして月額2415円支払うと、ECサイトに必要なカート機能の他、決済や売上管理機能など必要な機能を使うことができます。
ショッピングカートASPを活用する
業者があらかじめ用意したECサイトのシステムを活用してネットショップを展開する「ショッピングカートASP」を活用する方法もあります。ネットショップに必要な機能はあらかじめ用意されているため、商品の登録と商品画像などを記載するだけで簡単にECサイトの構築ができます。
ショッピングカートASPの代表的なサービスとしては、「MakeShop」などがあります。MakeShopは最低初期費用が1万円、月額3000円から始めることができます。
ショッピングカートASPでも独自ドメインへの接続をサポートしており、ECサイトとしての知名度向上や集客においても効果的に活用できます。
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