HOME > すべての記事 > ランドセルにまつわるコラム > 最新!ランドセルのマーケット事情~人気ランドセルを購入するための秘訣~

最新!ランドセルのマーケット事情~人気ランドセルを購入するための秘訣~

新生活が始まって落ち着いたと思っているのもつかの間、来年新一年生になるお子さんがいるご家庭では、早めにランドセルの準備が必要です。

あの人気の高いフィットちゃんランドセルでは、すでに2018年度新モデル発表会を行ったほどです。のんびり構えていると、欲しいランドセルが売り切れになってしまうかも!
今回は、ランドセルの最新マーケット事情についてご紹介しますので、購入の参考にしてくださいね。

ランドセルの購入時期は早い傾向に

ランドセルの購入時期は、この5年間を比較しただけでもかなり早くなっています。
10月までの販売数は、2011年には22%だったのに、昨年の2016年には、61%だそうです。

なぜ、そんなに早くなっているのでしょうか?
家庭によって事情は様々でしょうが、考えられるのは以下の通りですね。

・大手百貨店や量販店の売場展開が早くなっている
・種類が増えた分少量生産のため、売り切れが起こるため
・祖父母に購入してもらうため、帰省時に購入

例えば、昔も今も祖父母にランドセルを購入してもらうご家庭は多いです。
しかし、その状況は変わってきています。

昔は、祖父母にはあとでお金を払ってもらうというご家庭も多かったでしょう。
それは、祖父母と会える夏休みにはまだ最新ランドセルが出揃っておらず、冬休みの帰省では売り切れが出て遅かったからです。

しかし、夏休みの帰省に合わせた新入学商戦のために店舗が売場展開を早めたことで、帰省時に祖父母を含む家族全員で選んで購入する家庭が増えています。

また、男の子は黒・女の子は赤という定番色だけではなく、様々なデザインのランドセルが増えたことにより、種類ごとの生産数は減っています。そのため、人気デザインは早く売り切れてしまうことも多くなり、早く購入する流れになるのです。

ランドセルを選ぶ際のポイントは?


ランドセルは、子どもが6年間使用するものなので、慎重に選ぶ必要があります。

まず最も選ぶポイントとなるのは、子ども本人が気に入るかどうかということです。
これは今も昔も変わりはないでしょう。
本人が背負いたくないと思うようなランドセルでは、精神的な負担になってしまいますから、子どもの好みは反映させるようになりますね。

実際、購入時は子ども自身が購入決定者となっていることが多いです。
とはいえ、入学前の好みと高学年での好みは大きく変わる可能性が高いため、カラーやデザインなどは注意して検討した方がいいです。

次に、軽さ・軽く感じるかどうかということです。背負いやすいかどうかというのも大切なことです

そして昔と違う点は、容量やサイズの問題で、A4フラットファイル対応なのかも考える必要があります。

最近は、音楽など大型化した教科書があり、それらの授業のプリントをA4フラットファイルで閉じておく学校も増えています。
そのため、A4フラットファイル対応のランドセルではない場合、入らなかったり無理に折り曲げて入れるようなことになってしまいます。

ただ、A4フラットファイルを使用するかどうかは小学校によって違いがあるため、学校あるいは高学年生のいるご家庭に聞いておくといいでしょう。

最後にやはり気になる費用面。保護者としては最も気になる部分とも言えます。
どんなに良いランドセルだとしても、家計的に買えないこともありますから…

平均購入価格は、2011年には35,378円でしたが、昨年2016年は46,539円と高くなっています。祖父母が購入してくれる場合、高い価格のランドセルを選ぶことが多いためです。

価格も含め、総合的に判断して購入すると良いでしょう。

最新!人気のランドセルカラーは何色?

最近のランドセルは、カラフルで可愛いデザインが大変多くなっています。
だからこそ、どんなカラーが人気なのか気になりますね。

男の子は、定番の黒系がやはり人気です。
70%程度は黒系を選ぶと言われています。

女の子は赤系・ピンク系・茶色系・パープル系などが人気です。
そして、ここ数年はピンク系とパープル系が増えています。

ピンクやパープルと言っても、淡い色からハッキリした色まで様々です。
高学年になった時にどんな雰囲気になるのかも考えて選ぶといいですね。

また、刺繍入りは人気があります。
これは男女ともの増加傾向ではありますが、女の子の場合だと今の1~2年生の70%以上が刺繍入りのランドセルを選んだと言われています。


いかがでしたか?
ランドセルは長い間こどもたちが使うものなので、よく検討して購入してください。

年々、実店舗で確認してからネット通販で購入する人も増えています。
早めに店舗に出向いて、実際に背負って確認してみましょう。

次回は、冒頭でも書いた通り2018年度新モデル発表会を行ったフィットちゃんランドセルの特徴と新モデルについてご紹介します。

ご紹介中のランドセル

「ランドセルにまつわるコラム」カテゴリの関連記事