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ITエンジニア・プログラマー向けのSEO対策

ITエンジニア・プログラマー向けのSEO対策

プログラミング言語を扱っている方は、コンテンツとしてそのプログラミング言語の使い方やコピペで使えるコード、貼り付け方やテンプレートを提供して、連動型広告やASP広告で収益化することもできます。この時、読者層、ターゲットを明確にできていないと、エンジニア目線での常識だけで記事を作ってしまって、アクセスが十分に伸びない可能性があります。

 

どこに、何をコピペして貼り付ければよいのか分からない人もいれば、コードのテンプレがあればある程度アレンジして使える人までさまざまですが、自分でコードを書ける人はほとんどターゲットにならないため、読者の技術レベルに合わせた記事展開が必要です。

 

読者層の把握について

 

プログラミング言語について検索してくるユーザー層は

 

 

などがほとんどで、特にそれぞれが使用しているツールに関連する追加機能の実装やトラブル解決方法を求めて検索します。例えば

 

 

など、プラットフォームや大勢の利用しているソフトウェアに関連するものが多いです。このため、記事タイトルやDescriptionなどの記載方法、記事の中身を、ユーザー層に合わせてやる必要があります。

 

エンジニア向けに記載すると、専門用語が多くなりがちで

 

PHPでのechoの応用方法

 

と書かれても、一般人には意味がわからない上に、どうすれば良いのかも、何を解決できるのかも分かりません。そのため

 

 

というような、ユーザーが何をしたいのか分かるような記事タイトルにしないとクリックしてもらえません。全ての記事に、特定のコードや文字列を表示させたいというような場合に、WordPressを使っているならばPHPのecho機能を使えば、一つの手段として可能かもしれないという提案ができます。

 

これ以外にも方法はありますが、一つの「やりたいこと」を解決できる複数の解決方法が存在するため、その全ての解決方法を別々に記事にすればコンテンツは非常に簡単に増やせます。どうしてもJavascriptでやりたい人や、動きさえすれば何でもよい人もいるため、ユーザーが検索するであろう検索の仕方に合わせた記載をするのがSEO上とても大切です。

 

記事内容も、簡単にコピペできるようにしつつ、どこのファイルの文末に追記するか、どこの行に記載するか、必ずバックアップを取ることの指示、コードの貼り付けに伴う責任は負えないことなどを記載しなければいけません。貼り付け方について、また、バックアップの取り方については1つの記事でまとめておいて、各コード解説のページでは参考程度にリンクだけしておけば良いでしょう。

 

ユーザーが何をしたいのか、何ができなくて困っているのかを理解する必要があります。

 

ユーザーの検索キーワード

 

ユーザーはブログやウェブサイトがうまく動かない時、やりたいことがあるけれど面倒なので便利なツールややり方を探している時に、それぞれのキーワードで検索をします。

 

例えば、Twitterの特定の文字列を含む投稿を取得しつつ、そのつぶやきの投稿者のプロフィールを取得して、ある話題に関係する界隈のユーザー属性を調べたい場合、TwitterAPIの活用から、Googleスプレッドシートでの操作、データの処理までいくつかの段階を踏んで作業する必要があります。

 

この操作をしたい一般人は、想像以上に簡単にできると思っているケースが多く、まずは作業にかかる日数や作業数、必要なもの、環境を伝えてやる必要があります。

 

検索するときは

 

 

など、やりたいことに関係するかんたんなキーワードは検索する時に打ち込めますが、予備知識がないので、何から始めればよいかすら分からない状態で検索してきます。プログラマーの立場では「自分で勉強しろ」とか「ただで教えるわけにはいかない」とかいう立場が取られることが多いですが、プログラミング言語をコンテンツとして収益化するつもりの場合は、その考え方では成功できません。

 

ユーザーが問題を解決できるように、初学者でも分かるように解説できないのはプログラマーのスキル不足です。仕様や要件などもプレゼンが必要になることは多いため、わかりやすく伝えるために、言葉の使い方や書き方を学ぶ必要があります。コンピュータの言語が学べていても、情報共有のための社会人に必須の基礎コミュニケーション力がなかったら仕事につながらないのと同じです。

 

技術者以外は一般人なので、技術者専用の言語が通じるわけがなく、技術的な言語を知っている知識を持つものが一般人に合わせてやらなければいけません。これは医師でも、自動車の整備士でも、自衛隊員でも同じです。自分たちで使うだけであれば気遣う必要はないですが、ブログやウェブサイトを立ち上げて、一般向けにプログラミング言語の解説をコンテンツにする場合には、分かりやすい伝え方、ユーザーの調べそうなキーワード、ユーザーの需要にいち早く気づいて、吸い上げて、解決策を提示する方法など、調査力と解決力と提案力が必要です。

 

幸い、スクショは必要かもしれませんが、屋外に出て、汗だく、砂まみれになって何かをすることもなく、パソコンの前にいるだけでおおよそのコンテンツは作れるのがIT系エンジニアの楽なところです。ユーザーの検索してくるキーワードなどは、ツイッターでも簡単に調べられる時代なので、キーワード選定や調整はめんどくさがらずに、丁寧に対応したほうが良いです。

 

WordPressでも、よくあることで

 

 

など、予備知識のない人が、ギリギリで絞り出した言葉がそのままキーワードになるため、エンジニアではおおよそ何が起きているか予想がつくことでも、一般人には何がなんだか分からない状態です。これらに対応するためにトラブル解決のための、原因切り分けページなども必要になります。WordPressでサイトが真っ白になるケースはある程度絞り込めるので、変更したファイルがどれだったか、どこに何を貼り付けたかなど、パターン化した問題の要因と解決方法を記載しておけば、ほとんどの場合はクリアです。

 

まれに、ITエンジニアでは予測もつかない行動を取るケースもあるため、この点も調査が必要です。まるでパソコンのソフトウェアや、スマホのアプリの再インストールをするかのようにWordPressを消して、再インストールする人もいて、記事が全部消えている、動かないから消して入れ直した、などの操作でトラブルが起こることもあります。一般人の中には、パソコンにexeから入れるソフトウェアとWordPressが同じものと考えている人もいるので、どこまでをターゲット層にするか、専用の有償の相談窓口を設けるかどうかなど、エンジニア側で決めておく必要もあります。

 

設定・導入しておくとよいSEO対策

 

プログラミング言語においても設定すべきSEO対策はほぼ同じです。

 

 

など、外部サービスと連携したり、コンテンツを分かりやすくしたり、検索結果ではQ&Aのリッチリザルトやハウツーに対応できるようSchemaを実装したりするのが良いでしょう。表示速度については、ITエンジニアならば、言うまでもなくある程度高速表示できるはずなので割愛しますが、Ping送信や外部連携、スパムではない被リンクの獲得などITエンジニアでも棲み分けの関係でよく分からないこともあるはずです。

 

これらはWordPressであればプラグインなどで設定可能なため、自身も検索する時の行動をよく覚えておき、どんな記事になっていれば頼れる記事になるか把握しつつ、調べながら必要なものを導入していって下さい。コードの貼り付け方を、動画で解説するのも一つの方法です。

 

検索結果に対して最適化したい場合、プログラミングを動画で解説しているウェブサイトはほとんどないのと、あまり無料で公開したがらないという性質があるため、動画とブログで合わせてSEO対策をしていけば検索結果上位をYouTube、検索結果両方で獲得できる可能性もあります。

 

もちろん、プログラム言語に関する記事を書く時の書き方を記事にするのも有効です。言語の記述例を載せるだけでなく、記述例を載せるための記述例も解説してあれば、同じことを考える後進に対して方法を提案できて、これが一定数確実にアクセスを稼いでくれます。

 

必要な注意事項・注意書き

 

プログラミング言語をコンテンツとして、さまざまな問題解決策や実装のテンプレート、HTML・CSSテンプレートを公開していると、時にはそのページを見て試してみた人のウェブサイトやツール、パソコンでうまく動作しない場合ももちろんあります。これはコンテンツを公開している側には基本的に責任は問えないものですが、インターネットには色んな人がいるので、無料で教えてもらおうと質問してきたり、SNSで使えなかったとつぶやいたりするケースもあります。

 

こうした問題やリスクに備えるために、必ず注意書きをしておきましょう。サイトの利用規約、及び、コンテンツ書き始めのページスクロール2回までに、

 

 

などの記載をしておく必要があります。技術的なコンテンツを用意してあげているサイト側からすると優しすぎるくらいだと思うかもしれませんが、これは自分たちを守るための記載で、責任を押し付けられたり、面倒に巻き込まれないようにするための策です。

 

また、簡単なHTML・CSSテンプレートなどは他のサイトにそのまま転用されてしまうこともあり、引用や参考、出典明記のお願いなどを記載するのも大切です。プログラミング言語の性質上、自分で考えたコードであっても、誰もが同じような記述をする可能性があるもので、むしろ、同じ書き方をしないと動かない、記述のルール上同じ記載にならなければおかしいものです。そのため、コンテンツとしてプログラミング言語を扱う場合、コピペされる前提で書かなければいけません。

 

完全にコピー防止をすることができず、自作発言や著作権などあまり言いにくい部分があるので、せめて出典明記のお願いを記載しておくと良いでしょう。

 

どうしても転用されたくない場合には、プログラミング言語をコンテンツとして生かすのは諦めましょう。どんなものであっても、どんな言語でも、ウェブ上に公開してあれば、技術者ならばある程度真似することも、参考にすることもできてしまい、リバースエンジニアリングもできてしまいます。近年は特にITエンジニアの人材が増えてきているため、簡単に記載できるHTML・CSSテンプレートなどはほとんどが似てきてしまいます。

 

PythonやJavascript、C言語類を掲載する場合は、それが自身の技術の安売りになってしまう場合があるので、ポートフォリオとして提示できるウェブサイトや動画を公開して、開発やメンテナンスの仕事を請け負ったほうが、ウェブサイトを作るよりも早くまとまった収入は生まれます。ただし、この技術提供系の仕事は長続きしない場合が多い上、一度納品すると転用できてしまうため似たような依頼は同じクライアントからは来なくなったり、時期・時勢的な問題で依頼が激減したりする可能性があります。

 

安定に、できる限り不労所得に持っていきたい場合は、自身でスマホアプリを開発したり、ソフトウェアを開発したり、知名度を上げるためにSNS上で個人開発のソフトウェアを提供したりして、一度作ってあれば、ある程度動き、そこそこ使えて、安定的に収入になるものを作ってしまいましょう。かといって、サブスク系のサービスにしてもそれほど売上は伸びないため、できるだけ多くの人が使用するツール、使いやすいツールの開発をしたり、次々とアップデートしたりする必要があり、この方法も十分な収益源とは言えません。

 

おおよそ飽和してきている点もあるため、プログラミング言語、それ以外のものもコンテンツとしてウェブサイトに公開して広告収入を得る方法、無料のソフトウェアを開発して寄付やパトロンを募る方法の方が早いかもしれません。

 

まとめ

 

プログラマーやITエンジニアでも、仕事以外に安定した不労所得に近い収益があったほうが、個人での開発やアプリ開発に時間を割けるようになります。ITエンジニアであるからこそ、そのような収益化をするメリットがありますが、そのためにはウェブの性質、SEOの性質をよく理解して活用する必要があります。

 

検索をしてくるユーザーを理解して、それに合うような記事の書き方、コンテンツの提供の仕方をしましょう。オンラインサロンなどを始めてもうまくいかなくなることが多いので、プログラミング言語の使い方やテンプレを大量に公開したほうが、将来的に継続して安定収益につながるかもしれません。

 

ITエンジニアの開発したアプリ収益やサブスク収益は、本で言う印税のようなものでもあるので、ウェブサイト、SEOをうまく活用して安定収益につなげて下さい。

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