合宿免許の準備をしようと思った時に、ちょっと迷ってしまうのが服装ですね。
一度参加してしまえば帰宅することはできませんから、困らないように持参したいものです。
今回は、合宿免許ではどのような服装が良いのか、NGな服装はどんなものなのかご紹介していきたいと思います。
動きやすく・運転しやすい服装がベスト
合宿免許に限らず、教習を受ける際には教習に適した服装で受講すべきです。
ポイントは、動きやすく・運転しやすいかどうかですね。
- ジャージ、スウェット
- 肩が露出していない服(Tシャツ・トレーナー)
- ジーンズ、長ズボン
- 運動靴、スニーカー、デッキシューズ
夏は、パーカーやカーディガンなど、温度調節できる服を用意しておきましょう。
思っていたより気温が低いと感じたり、車のクーラーがききすごているということもあります。
冬も寒さ対策を考えて、ニットやタートルネックなど、厚手のものや肌の露出が少しでも少なくなるものを用意しておきましょう。
運転中も窓を開けて安全確認はしますし、コースで教官と話すこともありますから、寒さ対策は必須ですね。
NGな服装とダメな理由
NGな服装で行ってしまい、適さないと判断された場合には教習を受けられないこともあります。危険だからというのももちろんですが、教官が確認しづらいなど、様々な理由があります。
例えば、女性がミニスカートなどを履いていて、男性教官に足をジロジロ見られたらセクハラだと嫌な気分になりませんか?しかし、教官の方が危険回避や指導するために見ているのですから、よっぽど迷惑なはずですよ。
こういうトラブルの元になることもNGなんです。
ロングスカートも、足元がよく見えませんから辞めましょう。
また、シートベルトが直接肌に当たってしまうなどの衛生面での配慮からNGとなっていることもあります。
- 露出が多い服装。胸元の開いている服など
- スカート、丈の短いズボン
- 教官が確認しづらい服装(ロングスカートなど)
- 肩が出ている服装。タンクトップ・ランニングシャツなど
- ミュール、サンダル、厚底靴、クロックス、ヒールが高い靴、ブーツ
- 過剰なアクセサリー
- サングラス、カラコン(度付きでも不可)
- 長いネイル
教習以外の観光用に持参するのは当然問題ありません。
しかし、合宿免許では入校日に技能教習がすぐ始まったりするので、出発する時から問題のない服装で行くようにしましょう。
おしゃれ着も必要?持参すべき?
合宿免許の目的は、免許を取得するための技術を学ぶことですから、おしゃれをする必要はまったくありません。パジャマなどを用意せずにスウェットなどで寝起きし、そのまま教習所に行っていたという人もいるぐらいです。
しかし、ちょっとオシャレを意識した服装も用意しておくといいですね。
それは、外食をしたり観光名所を訪れたりすることがあるからです。
自分では行く気がなかったのに、現地で仲良くなった友だちに誘われて出かけるなんてこともあるかもしれません。
その時に、お出かけ用の服を持ってくれば良かった!メイク道具もちゃんと持ってくれば良かった!などと後悔しないためにも、外出を考えた服装も用意しておくと万全でしょう。
特に女性の場合は、楽な格好ばかり用意して行ったら、合宿免許に同じ日に入校した人たちがオシャレで恥ずかしい思いをして後悔したと言う人もいます。
とは言え、色々な状況に合わせて持参すると荷物ばかり増えてしまいます。
動きやすく運転しやすいということを基本に、TPOに合わせた着回しを考えましょう。
外出用の服を余分に持参するのもいいですが、荷物の量が増えてしまうため、実際に教習所で生活することを考えて検討しましょう。
二輪免許の場合の服装は?
二輪免許を取得する方の場合、車とは違って転倒した場合に直接体にダメージがあります。そのため、生地がしっかりしていて肌の露出をしない服装にこだわって用意しましょう。
靴は、足首が守られているタイプのものがいいですが、ライダーブーツはいいものの普通のブーツはNGです。その他、スニーカーや運動靴はOKですね。
ブーツでない場合は特にくるぶしまで隠れる靴下で、足首を守りましょう。
革製の手袋や軍手・ヘルメット・ヘルメットインナー・裾止めなども必要ですが、無料貸し出しがあるものや教習所で販売しているものもあるため、確認しておくといいですね。
大型二輪は、軍手は不可なので注意してください。