さぁ、住み替えだ！引っ越し業者は頼まずに自分たちで。 | 体験談｜引越しトーク

住んでいたのは、ゆたかな自然にあふれた駅のない町。
とても環境はよく、のんびり過ごす生活。
テレビにも取り上げられるリゾート地に住んでいました。
春にはホトトギスが鳴いているのが、家の中でも聴こえました。
家の中に居ながら自然を感じられるのです。
雰囲気もとても良かったんです。
ですので、主人も私も好きで住んでいました。
地域住民の方々も、好きでここに住んでいるという方ばかりでした。
しかし、子供が体調をくずせば車で小児科へ…徒歩では20分ほど掛かります…体調の悪い子供を歩かせるのは何ともキツいものです。

鼻水の時は、三輪車で通っていたりもしました。
近くにスーパーがありましたが、普通のスーパー。
種類が多い大きなスーパーがいいのなら、車を使って隣の市へ行かないといけません。
子供のお友だちと遊ぶのも、車で公園へ集合します。
車を手放せない生活でした。
いったい、いくつまで車を安全に運転出来るかも分からないので、老後のことや子供の学校のことも考えて、子供の幼稚園入園を機に、今よりも便利な所へ引っ越しをしようと計画しました。

引っ越し準備は、思っていたよりも、ずっと楽に進んだ方かと思います。
なぜかと言いますと、そこで使っていた家電が古いということもあり、ほとんど住んでいた町で処分をしてきたからです。
引っ越し準備の難点と言いますと、大きな家電がメインになるのではないでしょうか。
それとも、雑貨などそういった物でしょうか。
と言いましても、私は今回の引っ越しが初めての引っ越し準備となったわけですが。
段ボールは食品など入っていたものではなくて、ホームセンターで新品のものをいくつも買ってきました。

汚れているのが嫌だったのか主人が購入してきました。
子供のオモチャを詰めては、子供に見つかり「まだ遊ぶから入れないでー」と出されました。
それが大変だったかもしれません。
そして周りに驚かれることが、引っ越し業者は頼まなかったことです。
もちろん、周りからの口コミを聞いて、有名な引っ越し業者、あまり知られていない引っ越し業者、様々な引っ越し業者を調べました。
しかし、頭に残ったのは高いなぁ～といった印象でした。

それだったら、周りの協力も得て自分たちで運んでみるのはいかがはものかな、と思ったのです。

一言で言えば、あぁ、終わったぞー！ほっとしたぞー！の一言でした。
この地で新たな生活がスタートするんですもん。
もちろん、引っ越し業者を頼んでいないだけあって、大変な１日とはなりましたが。
しかし、達成感というものが溢れた１日だったな、と思います。
やってやったぞ、という感じでしょうか。
引っ越し業者を頼むと見積りや何やと当日までの流れが大変そうな気がしてなりませんでしたから。
主人は、ワゴンタイプのレンタカーを借りて１日で新居とさようならする家とを3往復くらいでしょうか、しましたね。

実家の車も大きくて荷物が多く乗せられるので、手伝ってもらいました。
新居との往復の道は夕方になると渋滞の名所を通ってこないといけないんです。
私は子供を見ないといけないこともあり、最後に乗せられる荷物を乗せて新居に向かったくらいですが、家族、友人、主人は大変だったかと思います。
それなのに手伝ってくださり、感謝感謝でした。
お金に余裕がある方、往復するなんて嫌だよ、なんて方は引っ越し業者を迷わずに申し込んだ方が きっと良いと思います。

単身や少人数家族での引っ越しは、自分たちで出来なくもないと思います。
みんなの協力があれば、尚、うまくいくかと思います。
レンタカーや、家族や友人の助けを借りて、引っ越し完了も不可能ではないですよ。
(もちろん、お礼は忘れずにしてください。
甘えてばかりでは、協力してもらえません。)
しかし、やはりお金を払って引っ越し業者を頼んだ方が気持ち的、精神的、体力的には楽だったかなーなんて思います。
子供が小さかったので、尚更かもしれません。

でも、引っ越しシーズンによっては、本当に高くて引っ越し業者を頼めない、頼みたいけれど引っ越し業者代が高すぎる、なんてこともありますよね。
それに、今の時代は人手不足なこともあり、お金はあっても引っ越し業者自体が手配できない…なんてことも有り得ます。
実際に、そうでしたよね？そんなことがあって、引っ越し時期をずらさなければならない、なんて方もいらっしゃったと思います。
最終手段的な感じで、自分で運ぶっていうのも手だと思います。

それと、段ボールの四方には何が入っているのか書いた方が良いです。
どこから見てもわかる方が、後で困りません。
私は困りました。