引越し一括査定サイトに登録したときの体験談 | 体験談｜引越しトーク

当初、会社都合の転勤により神奈川県横浜市から三重県四日市市に引越ししたものの、当初神奈川県の平均家賃で三重県の物件を探したため、かなり部屋数も多く、家賃も三重県の平均的な家賃相場からすると高いものになってしまいました。
神奈川県から三重県に引越しした際の引っ越し費用は会社負担なのに対して、再度引越しを三重県内でする場合には自己負担の引越しになってしまいましたが、一人暮らしに適切な間取りを選びさえすれば、3か月もしないうちに引っ越し費用が返ってくるぐらいの安い家賃の物件に住めることが分かったのも引越しの決め手の一つです。

また、当初引越しした物件が駅に近い物件だったのですが、三重県は神奈川県と異なり、電車移動中心社会ではなく、自動車移動中心社会であったため、駅に近い物件に住む必要もなく、徒歩15以上の物件でも自動車さえ持っていれば全く移動に関しては問題に感じないと考えたため、極力家賃を抑えた駅から遠い物件に引越しをしても、生活に支障をきたす恐れがなかったことも引越しの決め手の一つとなりました。

引っ越し準備をするうえで最も重要な点が、荷造りの仕方です。
必ず引越し業者からもらえる段ボールを使用することを強くおすすめします。
スーパーで要らない段ボールをかき集めてくるのに時間がかかるのと、集めた段ボールはサイズがバラバラなため、整理するのに非常に困難をきたします。
また、段ボールには、何が入っていて、引越し後どの部屋に配置する予定のものなのかを書いていたため、引越し業者の方への指示がしやすく、荷解きの際にも面倒にならずにすみました。

業者選びの際に、引っ越し査定一括見積サイトで、見積り依頼登録を出したのですが、勧誘のメールと電話が、サイト登録後１～２週間程度ひっきりなしに来たので、その点についてはかなりストレスフルでした。
また、最初に家に見積もりにきた業者が、最初に決めてくれたら値引きすると提示してきたため、その条件を受け入れたのですが、他の引っ越し業者の実際の査定を見てから決めてみても引っ越し費用の値段交渉をやれたのではないかと今でも後悔しています。

また、引越し業者が決まっても他の業者からの勧誘のメールと電話は続いたので、その点も一括サイトを使うリスクだと思います。

荷造りから、引越し当日、荷解きまでを1週間足らずで終えたので、引っ越し自体にそこまで大きな労力を使った印象はありません。
どちらかというと、引っ越し自体の重労働は引っ越し業者がやってくれますし、引っ越し後の部屋の整備も、引っ越し前に感じていたレイアウト変更の必要箇所を適用できるチャンスなので、引っ越し後はかなり部屋がきれいになり、そこまで疲労感もなく、達成感の方が大きかったです。
引っ越し後大変なのは、役所への手続き、会社に提出する資料の準備、クレジットカード等の住所変更などの細々した手続きの方が大変でした。

また、引っ越し後に部屋のレイアウトと細々した生活備品などの配置が変わったこともあって、なれるまでに少し時間がかかったため、次に引っ越しする際には、何がどこにあるのかを荷解きしながら、スマホで写真を撮ったり、メモを書いたりなどして、スムーズに生活環境の変化に適応できる工夫が必要であると感じました。
引っ越し後は、荷解きの大変さよりも手続き関係の準備や時間の確保の方が大変であると痛感しました。

引っ越し自体は何回もやることではないイベントだと思うので、インターネット上にある口コミを参考にしつつ、自分でも実践できそうなことを取り入れていくことが大事かと思います。
私の経験から言えることは、１．引っ越しの一括見積サイトに登録すると勧誘がすごいので注意、２．引っ越し業者の直接交渉は２社以上してみてもアリ、３．引っ越し後の手続き用にもう１日休みが取れるなら取る、この３点をおすすめします。
１．については、個人情報を多くの引っ越し業者にばらまく行為でもあるので、気に入っている業者が既にある場合には、その業者に絞ってもよいかと思います。

２．は、最初に直接見積もりにきた業者が、１社目割引で２社目の見積もりに行かせないように交渉して来る可能性が高いですが、２社目に１社目の見積もり額を正直に見せて、１社目よりも大きい値引き額を交渉してみるのもアリだと思います。
３．についても、市役所の受付が混みあっていると丸１日費やしてしまう可能性も十分に考えられるので、引っ越しするなら、市役所に行くだけの１日休みをとっておくとよいかもしれません。