引っ越しの荷造りって案外難しい、連日徹夜しまくり | 体験談｜引越しトーク

３F建ての軽量鉄骨モルタル仕上げの築14年のマンションに約10年住んでいた。
立地は駅から近くて便利だったが、夜中に酔っ払いの大声が聞こえて目が覚めたり、大通りに近かった為ほぼ毎日救急車のサイレン音、それからスーパーも近かった為、夜中にトラックが裏口から搬入する時のシャッターの開閉音でゆっくり眠る事ができなかった。
入居は駅にもお店にも近くて便利！と考えて物件をきめたのだが、逆にストレスになってしまった。

それでも立地の便利さ故、そのまま住み続けた。
地震や台風のような強風が吹くと、建物自体が大きく揺れて大変怖かった。
建物の強度が無かったのかもしれない。
引っ越しする決め手になったのは、壁と壁の間に段差ができて、それはしばらくすると隙間となりクロスはめくれ上がって、めくれた所は黒い粉の様なものが媚びりつきだした。
手を当ててみると、なんとそこから風がビュービュー入ってくる。
冬は寒くて、エアコンを30度に設定しても暖かくならず、1月の時点で室温が16度だった。

ホームセンターでコーキング剤を買って隙間をパテで埋めたり、窓にエアパッキンを張ったり、カーテンを2重にしたり色々と策は講じたが、冬場の電気代は常に1万円を超えていた。
快適でもないし、努力の割にお金を捨てていると感じて引っ越しを考えた。

最初は引っ越し比較サイトで見積もりを取る事にした。
情報を送信すると速攻でサカイ引っ越しセンターからかかってきた。
予約を取ろうにも繁忙期なのか、なかなか
先の日程しか空いていなかったが一応、直近で予約を入れた。
次に名前は忘れたけど、どっかの引っ越し屋さんから電話が来た。
そこも混んでいたが、数日先で予約を入れた。
3つ目の業者さんは、家具の状況を説明すると12万と言われた。
4つ目はアリさん引っ越しセンターに自ら電話した。

家具の状況を詳しくお知らせしていないのだが、17～20万円と言われて、すぐ断念した。
5つ目はアーク引っ越しセンターに電話した。
そこは日中も夜も何度電話しても全くつながらなくて断念した。
6つ目アート引っ越しセンターに電話した。
窓口の対応の方はすごく丁寧で親切だった。
電話の見積もりで6.5万円と言われた。
他社の見積もり訪問までにまだ日数があったが、見積もりの為のスケジュールを開けるのも面倒だし、その間に予約が埋まっていって引っ越しできなくなるのも不安だったので、そのままアート引っ越しセンターでお願いすることにした。

結局、詳細な合い見積もりは取らなかった。

今回の引っ越しは少ない時間で、何とか終えることができてホッとした。
率直に、もう今後引っ越しはしないようにしようと思った。
体がしんどいから。
最後の3日は連日深夜3時頃まで荷造りをしていたが、途中どうしても使わなければならない物とかが結構あって、荷造りしたり荷ほどきしたりしながら、大変効率の悪い準備だった。
普段使わないのに、荷造りした後に必要になるのだから本当に不思議。
私の場合は、フォーマルスーツとかシューズとか、旅行カバンとかを探す羽目になった。

慎重に荷造りしたのに、最後は適当な荷造りになってしまい、どこに何を入れたか結局分からなくなってしまった。
冷蔵庫もなかなか空にはできなくて、泣く泣く大量処分した。
食品は冷蔵庫の電源が切れないから、当日も朝早起きして段ボールに詰めてまとめていた。
意外とまとめきれない物が結構あった。
背丈があるコートハンガーやフロアライト、段ボールに入らない洗濯用品とかはそのまま持って行ってもらったが、引っ越し屋さんも1点ずつ手で運ぶ感じで効率は良くないだろうなと思った。

2月～3月の繁忙期は必ず避けて、引っ越しの予約は平日お任せを取るようにしよう。
時間には余裕を持って何社か合い見積もりを取りましょう。
引っ越しの料金って決まりがなくて、会社によって全く言われる金額が違います。
でもその分、サービスなどが充実している事もあるかもしれません。
普段から不要な物は処分しておくといいです。
家が狭くなったからという理由で引っ越し考えている人は、まず必要な物そうでない物を整理する事から初めて、それでも狭いなと感じたら引っ越しをするべきです。

買うのにもお金がいるけど、捨てるのにもお金はかかるし、引っ越し先に持っていくのもお金かかるので、物を買う時によく考えて購入しないといけないなと思います。
作業の人手は確保しましょう。
荷造りや荷ほどきは一人でやってできなくはないですが、大変体力使います。
ガムテープを貼る、はがすといった単純な作業でも繰り返していると段々消耗していきます。
以外と頭も使います。
詰め放題の如く隙間なく詰め、いかに少ない段ボールで収めるか。

でも段ボールが破損しない為に、重量物と軽量物を混ぜ合わせるなどの工夫も必要です。