車を売却するときの自賠責保険はどうなる?

豆知識

車を持っている人ならば、誰もが加入する義務がある自賠責保険ですが、万が一の備えとして車検を受ける際に支払っていたとしても保険が使われること無く次の支払いの時期が来てしまう事がよくあります。

車を持つために必要なこととはいえ、その出費は少なからぬ負担になるものです。
では、車を手放したときには、その自賠責保険の扱いはどうなるのでしょうか。

保険料の支払いタイミングが月々であれば、車売却時にあわせて保険料の支払いを止める事はできますが、まとめ払いであれば余計に支払うことになってしまいます。
ここでは、売却時に自賠責保険がどのように扱われるのかを見ていきましょう。

売却時に保険料は戻ってくるのか?

まとめて支払われた自賠責の保険料をそのままにしてしまうと、車売却をして次の持ち主が購入したときに重なる期間があれば、残額があるのに保険料を支払う状態となり、保険料が二重に支払われてしまうことになります。

ならば、本当にそんなことが起きてしまうのかというと、残念ながら現実にそういことになります。
それというのも、車検の時にまとめて支払うとしても、生命保険などとは違い、加入者ではなく車に対して支払われている保険料だからです。

では、保険料を支払うだけ無駄ということになってしまいますが車売却をするときに、まだ自賠責保険の期間が残っているということは、車検を受けずに走れる気かが長いということを意味していますから、その分を売却価格に上乗せしてもらうよう交渉はできます。

車売却のタイミングを考える

車検

自賠責保険は車を所有するならば、加入せずにはいられないし、還付金も戻ってこないものです。
売却価格の上乗せで多少は損失を少なくすることが出来るとは言え、すべての業者が交渉に応じてくれるわけではありません。

そのことを考えると、来る売却を行うタイミングは、車検を行うタイミングに合わせるのが無難です。
車検は有効期限が満了となる日から遡ること1ヶ月前から受けることが出来ますが、タイミングとしては出来る限り有効期限満了日に近いほうが良いでしょう。

ただし初年度登録をした日から5年以降になると、海外に中古車を輸出するバイヤーが法律の問題で購入しなくなったりするので、売却価格がかなり下がる可能性があります。
その点を考えると保険料がもったいないと思っても、5年以内に収まるよう車売却のタイミングを合わせましょう。

廃車にする場合は事情が異なる

車売却ではなく廃車にした場合には、自賠責保険も還付金が戻ってきます。
車売却と廃車を迷っている場合には還付金が戻ってくるかどうかも十分に選択の鍵となりえます。

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