車買取で詐欺やキャンセル被害に合わないために

車買取でトラブルの被害に遭わないようにするためには、まず、信用できる中古車店に依頼するということが一番です。

契約書を交わした後から難癖をつけて、関係ない理由で査定額を減額していく、二重査定という詐欺行為を働く業者もいるため、そういった業者の標的にならないように、良心的な買取業者に査定をお願いすることが大切です。

契約書にしっかりと目を通す

車買取の際に被害に遭わないようにするためには、交付される契約書にしっかりと目を通すということも大切になります。
契約書にこちらが不利になってしまうような記載が小さい文字で書かれている場合もあるため、隅から隅までよく読んでおくことが大切です。

車買取の際にキャンセルに対するトラブルが発生する場合もあります。
それは、査定の際に事故歴を隠していた場合や、走行不明車両の場合に発展するため、少しでも高く売りたいとおもっても、正直に申告することが大切です。

契約成立後に契約解除を迫られることもあるため、キャンセルという事態を事前に回避するためには、正直な申告をすることが大切です。

売却したあとにキャンセルをすると、次のオーナーが決まっていることもあり、違約金として、キャンセル料が発生する場合があります。
その違約金を払いたくないがために抵抗することで、トラブルに発展することになります。

契約書に捺印する際は納得してから

売却する方は、契約書に捺印をしているため、当然キャンセル料は発生してしまうことになります。
そのため、売却する方は、契約書に捺印する際には、冷静に判断して、納得してから契約することが大切です。

ただし、契約を結んだだけでは、キャンセル料というものは発生しません。
契約後に引き渡してしまうと、キャンセル料が発生してしまう可能性がありますが、中古車買い取りに対して、適正なキャンセル料というものはないので、業者によって、どのくらいの費用が発生するかわかりません。

ただし、法外な解約料やキャンセル料を請求するところもあるため、そうしたトラブルが発生した場合には、消費者保護法というものがあり、そういったトラブルを未然に防ぐことができます。
もし、キャンセル料に対するトラブルに巻き込まれたと思ったときには、消費者生活センターというものがあるため、問い合わせをすることをお勧めします。

慎重に契約をすすめることが大切

車買取の際にトラブルや被害に遭わないためには、慌てずに落ち着いて考えることも大切です。
また、即決せずに、しっかりと他社でも見積もりをとって、慎重に契約をすすめることが大切です。

また、身に覚えのない修復歴などが発生して問題になってしまった場合には、買取業者に証拠提出を求め、証拠書類があれば、業者に対し、このような事実は買い取り時にしらされていなかったと訴えることができます。
そのときには契約の解除には応じず、証拠書類がなければ認めることができないと拒否することも大切です。

最後に先に車を引き取って代金を振り込まないなどの本格的な詐欺を働く業者については、出来るだけ早く専門機関に相談することをお勧めします。