車査定前の洗車は必須？

結論から述べると、車買取前の洗車については行うべきであると言えます。
査定では車の状態を詳しく調べるのはもちろんですが、その車がどのような使用状況にあり、オーナーがどの程度のメンテナンスをしていたかを総合的に判断することが必要となってきます。
その判断材料の一つとなるのが車の見た目の美しさという観点です。

きれいにしておくとプラス査定

メンテナンス状況に関しては整備点検簿が備えられていることで大丈夫とも考えられるのですが、やはり最終的にその車のもつ全体の雰囲気というものが査定価格に影響をあたえることは確実です。

たとえ古い年式で総走行距離の長い車であっても、きれいに磨かれていれば「オーナーが大切に扱っていた車体である」と判断されることでしょう。
それは査定的にプラスに働くことはあってもマイナスの要因にはなりません。

具体的にどの程度まで査定額がアップするのかという数値は状況によって異なりますが、何の手入れもなされていない状態で車買取査定を受ける場合と比較すると、格段に有利であることは疑いようもない事実です。

ホイールも磨いておくといい

できれば洗車に関しては表面的な汚れ落としだけではなく、光沢や艶を与えるためのワックスがけも行っておくと良いでしょう。
自動車販売店やカー用品店、ガソリンスタンドなどでは比較的安価なワックス洗車メニューを提供しているケースが多いものです。

もちろんセルフ洗車でも構いません。
必ず車体を全体的に綺麗にして、ワックスで艶を出し、可能であればホイールハウスの中など下回りもしっかりと洗浄しておくことが理想的です。
車をいつも綺麗にしている人はメンテナンスも確実に行っていると判断されるために車買取の際にとても有利なポイントとなります。

車内も掃除しておく

同時に行うべきことは室内の清掃です。
車体の外側ばかりを綺麗にしても、室内にゴミが落ちていたり埃っぽい状態であるとプラス査定にはなりません。
シートの縫い目などに溜まっているゴミや、インパネに付着した手垢、床に落ちている紙くずや小石などもしっかりと取り除いておきましょう。

可能であれば室内の消臭も実施しておくとなお良いです。室内空間の清潔さは、確実に査定にプラスとなると思って良いものです。

これらの点から、車買取業者の査定を受ける前には必ず洗車を行うことを推奨します。
売却後に購入して新たに使うこととなるまだ見ぬユーザーのためにも、しっかりと丁寧に洗車や清掃を行って、愛車ときれいな状態で別れるようにしましょう。