VW問題と車のパソコン化【ハッキングが今後の課題?】

最近ニュースをにぎわせている、VWの問題・・・実は、私もワーゲンユーザーだったりするのですが・・
問題の本質
色々と原因が言われているようですが、ワーゲンとしては中国で販売台数を伸ばして、トヨタ、GMと販売台数を争う中に割って入ってきましたが、中国だけでは盤石とは言えず、どうしても北米での販売台数を伸ばしたかったようです。で、新環境対応ディーゼルで、シェア争いの勝負を挑んだという前置きなようです。
しかし、ヨーロッパと北米では環境性能に求めるものが違ったようで、ヨーロッパでは二酸化炭素の排出量、北米では窒素酸化物(NOX)を重要視していたという違いがありました。そして、北米が自動車メーカーに課した環境基準は、到底クリアできるような代物ではなかったようです。
VWは、その試験にクリアする為に、ディフィートデバイスという試験を検知してモードを最適化する方法をとったそうですが、他メーカーも試験用に特定の条件下(試験で想定される速度などに)最適化したモードを少なからず利用しないとクリアできないような設定だったようです。ただ、VWの場合は、クリアしながらもずば抜けて燃費がよく、他メーカーから疑惑の目を向けられてしまったというところらしいです。
試験モードの検知
試験は、あまり詳しくは分からないのですが、タイヤが回すローラの上で実際の走行環境を作りながら測定をするようです。カーブなども想定しながら。でも、車両はカーブなど左右前後のタイヤに回転差が生じているのに、ハンドルが動かない⇒これは試験だ と検知する仕掛けのようです。
車のコンピュータ化
私、ひそかにこの仕掛けに感動してしまいました。もちろん擁護するつもりはないのですが、ちょっと前の車じゃでき得なかったことですよね。最近の車のようにペダルやハンドルは、直接エンジンやタイヤとつながらず、コンピュータを経由するからこそできたことです。
でも、このように高度にコンピュータ化されることによって、先日も動画が上がっていましたが、ハッキングなどの危険性も増すようです。リコールなどもコンピュータに起因するものは、PCのOSのように随時アップデイトできるようになりますが、反面命に関わることなので、ハッキングなどは恐ろしいですよね。
VWは、各自動車メーカーの中でもずば抜けて利益率が低いブランドだそうです。エンジンの先行投資や、シャーシの統合など先進的なことをやっているメーカーなので、ユーザーにとってのベネフィットは多いブランドだと思います。この問題でディーゼルはダメだというような風潮にならず、技術を高めていってほしいところです。
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