今のミニバンブームの礎を作った【マツダがミニバン市場から撤退】

今日、マツダが残念な発表をしてきました。その発表とはミニバン市場からの撤退ということとです。今日のミニバンの先駆けは、マツダからでした。
今のミニバンブームの火付け役は?
ボンネットのある(エンジンがドライバー前方にある)ミニバンの原型を作ったのはマツダでした。その名もそのまま、マルチパーパスヴィークル=MPVでした。デビューは1988年のことになります。マツダは当時ミニバンとは言わず、新しい形の多目的高級サルーンと言っていました。
高級車らしく発売当初はV6・3000㏄のみの設定で、1825㎜の全幅、後期モデルで4,660mmの全長ながら8名乗車可能な室内など、ルーチェのシャシーを共有したFRベースの割には広い室内でした。
MPVはその後2代作られ、3代目は2006年から現行型となっています。2.3LのCX-7と同じターボエンジンを搭載し、スポーツカーの発送でミニバンを変えるというキャッチコピーで、全幅1850㎜×全長4860㎜と1720㎏(最低)という大きなボディを走らせていました。
他にもニッサンにもOEM供給していた2Lのローハイトミニバン、プレマシーやそのプレマシーをベースに背の高いミニバンに仕上げたビアンテなどがありました。この2種は2Lのエンジンながらボディサイズは1700㎜の全幅を超える3ナンバーサイズとしていたことでした。
これによりステップワゴンやノア・ヴォクシー、イプサムなど競合がいるところで直接対決しないというのが目論見だったようです。が、セールス的には今一つ伸び悩んでしまいました。
これからのマツダは?
結果として、今の5ナンバーミニバン市場は、もう重箱の隅をつくような装備の真似し合いと値段設定で消耗戦なので、ここから抜けた方が得策なのかもしれません。
もっとも、マツダはSUVが好調過ぎるというのが理由の一つで、北米向けに販売を開始する7人乗りSUV「CX-9」にリソースを割くというのが狙いです。スバル同様、選択と集中で効率化を図る意図のようです。前向きな撤退と言えそうです。
今後もニューモデルラッシュとなりそうなので、マツダには注目ですね。
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