あのピニンファリーナが買収される【買収先はインド企業】

先日、これまた車好きにはショッキングなニュースがありました。イタリアカーデザインの雄、ピニンファリーナがインド・マヒンドラが買収をしたと発表されました。
ピニンファリーナとは??
ピニンファリーナは、イタリア・トリノに本拠地を置くデザインスタジオです。これまで、フェラーリの市販車の多くやマセラティなど数々の名車を生み出してきたスタジオです。
今、新幹線や山手線などの新型車両のデザインをしているケンオクヤマ氏もこのピニンファリーナ出身です。
かつて、イタリアの自動車メーカーは、エンジン・シャーシを制作し顧客が望むボディをピニンファリーナのようなデザインスタジオがボディを制作、架装し顧客へ収めるという方法をとっていました。これは、馬車時代から行われていて、カロッツェリアと言われていました。もともとの意味は、Carrozzaが高級馬車をさし、馬車製作所・工房という意味でした。
ピニンファリーナ以外にもワーゲンゴルフ、ランチアデルタやトヨタアリストをデザインした、イタルデザイン、カウンタックなどをデザインしたベルトーネなど多数のカロッツェリアがイタリアにはありましたが、イタルデザインはVWグループに買収され、ベルトーネは倒産しました。
デザイナーの名前が代名詞となっているのでご紹介すると、イタルデザインは、ジョルジェット・ジウジアーロ、ベルトーネには、マルチェロ・ガンディーニがいました。もともと、ジウジアーロもベルトーネに在籍していましたが、退職後後任がガンディーニでした。
ピニンファリーナの場合、あまりデザイナー名が前面に出てこないのですが、有名なのはレオナルド・フィオラバンティで、彼がデイトナからF40までのロードカーをデザインしました。ボディサイドに中央に地面と水平に走る一本のラインが特徴で、これをフィオラバンティラインと言ったりもします。その後、ケンオクヤマ氏などがディレクターとなりました。
カロッツェリア衰退と原因
このように栄華を極めたイタリアデザイン業界ですが、近年は自社でデザインすることも多くなり、デザインメーカーの仕事が減ってきました。特に最近は世界各地に自社デザインスタジオを設け、コンペを行うことでよりよいデザインを最小のコストでできるような仕組みができてきました。トヨタなどは、ある程度コンピューター上でスケッチをすると、生産性などを考えて、自動的にコンピュータがラインをひくツールもあるそうです。
またかつては、カロッツェリアにメーカーからパイロットモデル的コンセプトモデルを作って欲しいという仕事がありましたが、最近は特定の市販モデルのデザインを行ってほしいというような依頼に限定されていたようで、それによって報酬は大幅に異なるようでした。
インド資本となったピニンファリーナ、今後の動向が気になるところです。
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