首都高が変わる・実質値上げ?値下げ【首都高新料金】

豆知識

2012年の1月1日に、どこまで乗っても700円から距離別になり、ETC搭載車の場合で、最短510円~最大930円となっている今の首都高の料金体系。これが4月1日から変更となるようです。

首都高新料金は値下げか?

新料金体系は、既存の距離別のものを踏襲します。最短310円~最長1300円となるようです。近距離の移動は実質的には値下げ、逆に都心を経由して埼玉・千葉・神奈川など隣接する各県へ移動する場合は、値上げとなってしまいます。

この狙いは、今まで首都高と比較して割高であった圏央道へ、都内を通過するだけの車両を誘導し、渋滞の緩和を目指すのが目的なようです。輸送トラックなどは高速料金も原価コストになるので、できる限り安いルート=首都高を通らざるを得なかったものが、変わらないのであれば圏央道へ、というルート選択候補に挙げるためというのが目的のようです。

首都高以外の路線も変わるか?

キロ当たり31円というコストに揃えていき、経路は違っても目的地が一緒であれば料金が一緒になるというのが、今回の施策で、合わせて首都近県の有料道路も値上げの予定で、江戸川区篠崎から千葉県船橋市の武石インターまで17.8㎞を走っても250円で済む割安な京葉道路や、神奈川第三京浜なども今回の値上げの対象となります。

首都高速道路は、正式には、首都高速道路株式会社という法人です。公益性の高い鉄道などの法人と同様ですが、やはり法人である以上、利益は追及しなければなりません。もともと無料化するという話であったはずの首都高ですが、そんな話はとっくに消えているようです。

日本高速道路保有・債務返済機構との協定で、2050年9月30日までと通行料金の徴収期間が定められていて、さらに15年間延長して2065年まで通行料金の徴収となるようです。

恐らくその間にも随時値上げはしていくと思います。東京オリンピックが開催された年に開通した首都高。高度成長期に建設された建物も随時、立て直しや耐震補強などが施されていますので、維持するには相当のコストがかかるのは想像できますが、現在のモータリゼーションを予測できず、キャパシティの低い今の首都高では、周りの代替路線の開発をしていくしか改善策はないのかもしれません。その分のコストは、収益性の高い他の路線で補いながら、値上げをしていかないとならないようです。

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