三菱燃費偽装問題が大変なことに【あの車種も不正対象だった?】

三菱の問題が大変なことになってきました。結局、ニッサンにOEM提供していた軽自動車だけではなかったようです。
問題の発端は、1996年から起きていた!?
どうやら、ニッサンに指摘されるかなり前から実際の燃費よりもよく見せるような不正をしていたようです。
三菱は、商用車でリコール隠しが発覚したのが2000年、その後、2004年にも新たに発覚し、信用を失墜させました。当時、ダイムラー(メルセデス・ベンツ)と、資本提携をしていましたが、この件で、資本提携を解消されました。1996年からだとすると、このリコール問題の裏では、もう一つの不正が行われていたということになります。
今回の不正は、報道の通り、OEM提供先のニッサンが何度テストしても、提示された燃費に届かないことに疑念をもったところに端を発します。最初は、OEM提供していた軽自動車のみかと思われていました。しかし、燃費偽装の範囲は、現在主力のアウトランダー、デリカD-5、ミラージュの3車種を除く、平成14年以降に販売された車種全てだということです。販売台数は200万台と、とんでもない内容でした。トヨタの2014年国内年間販売は約300万台です。
賠償額は1000億円にも!?

三菱は、燃費差分の燃料費とそれによって減税された分の取得税等の税金を補填するようです。
また、売却の際の価格下落分も保証する方針のようです。併せて、OEM提供先のニッサンに対しての補償も行わなければならず、その費用は1000億はくだらないとみている専門家もいます。
三菱自動車の2014年度の売上が約21億円、利益が1359億円でした。
不正の方法は?
燃費の計測をするときに、実際に走行させる訳ではなく、ローラーの上でタイヤを空転させます。
実際の走行状態では、空気抵抗など様々なロスが生じます。そのロスをあらかじめ検査側に申告し、ローラーにそのロス分の抵抗をかけたり、出された値に数値を掛け合わせて(係数)、燃費などの数値を算出します。
しかし、この申告する数値を実際よりも少なくしていたようです。例えば4WD車なのに2WD車のデーターを元に算出したりと。データー上は、車体は軽く、走行の抵抗も減るので燃費はよくなります。この方法は常套手段でもあり、以前、アメリカでもヒュンダイが同じ方法で不正を行っていました。
消費者を欺いた代償はかなり大きなものとなりそうです。
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